現代文語彙bot(@gendaibungo_bot)の紹介と、登録ツイート一覧
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1~10
頂門(ちょうもん)の一針……痛いところをつく教訓のこと。
色をなす……憤激して顔色を変えること。
錦上花(きんじょうはな)を添える……立派なことを重ねること。
車軸を流す……雨が激しく降る様。
烏有(うゆう)に帰する……すっかりなくなること。特に、火災で滅びること。
アレゴリー……比喩。寓意。寓話。
エトス……ある民族や社会集団の習慣や精神。
エポック……時代。時期。
坩堝(るつぼ)……異質のものが渾然としていること。
紙幅(しふく)……執筆に割り当てられた原稿の枚数。
11~20
猜疑(さいぎ)……他人を信用せず、ねたみや疑いの気持ちを持つこと。
忸怩(じくじ)……深く恥じ入る様。
よんどころない……やむを得ない。他にどうしようもない。
逼塞(ひっそく)……落ちぶれて、世間から姿を消していること。
矢も盾もたまらない……あることをしたいと思いつめて、おさえることができない様子。
恣意……おもいつくままの気ままの考え。
杞憂……取り越し苦労。
寡聞(かぶん)にして……見聞が狭くて
とりもなおさず……すなわち。言いかえれば。
警世……世間の人に警告を与えること。
21~30
傾城・傾国……絶世の美人。
啓蒙……正しい知識を与え導くこと。
なかんずく……なかでも。とくに。
のべつ幕なし……ひっきりなしに
欺瞞(ぎまん)……人の目をごまかしだますこと。
収斂(しゅうれん)……多くの物事・現象が集まること。
趨勢(すうせい)……物事が移り進んでいく様子。
通暁(つうぎょう)……ある事柄に関して詳しく知っていること。
披瀝(ひれき)……隠さず打ち明けること。
一家言(いっかげん)……その人独自の意見。
31~40
門外漢……その方面について専門ではない人。
隠忍自重(いんにんじちょう)……じっと我慢して堪え忍ぶこと。
牽強付会(けんきょうふかい)……自分の都合のいいように無理に理屈をこじつけること。
話の継ぎ穂……話を続けるきっかけ。
深謀遠慮(しんぼうえんりょ)……遠い将来のことまで考えて周到にはかりごとを立てること。
慶弔(けいちょう)……結婚や出産などのよろこびごとと葬式のような弔いごと。
ひざを乗り出す……興味を感じて乗り気になる。
へどもどする……どうしていいのか分からなくて、うろたえまごつく様。
紛糾……物事がもつれて乱れること。
研鑽(けんさん)……学問や技芸を深く究めること。
41~50
僥倖(ぎょうこう)……思いがけない幸せ。
つつがない……無事である。特に変わったことがない。
梨のつぶて……連絡をとっても何の変哲もないこと。
朴訥(ぼくとつ)……飾り気がなく口数が少ない。
ひとくさり……ある話題の一区切り。
かいがいしい……苦労をいとわず、てきぱきとしている。
目端(めはし)がきく……機転がきく。
にべない……まったく愛想がない。
まなじり決する……決意や怒りで目を大きく見開く。
しゃちこばる……いかめしく構える。緊張して硬くなる。
51~60
名うての……ある方面で評判が高く、有名である。
浄玻璃(じょうはり)の鏡……悪事を見抜く眼識。
夭折(ようせつ)……若くして死ぬ。
快刀乱麻を断つ……こみいった物事をてきぱき処理する。
阿鼻叫喚……ひどくむごたらしい様。
穿鑿(せんさく)……どこまでも調べ立てる。
截然(せつぜん)……はっきりしている。
羊頭狗肉(ようとうくにく)……表面だけ立派で実質が伴わないこと。
神楽(かぐら)……神を祭るための歌と舞。
懐刀(ふところがたな)……秘密の計画などに携わる部下。
61~70
指弾……非難すること。
相克(そうこく)……対立するものが互いに争うこと。
祖述……先人の考えを受け継ぎ発展させて述べる。
行脚(あんぎゃ)……諸国を歩いて巡る。
遁走(とんそう)……逃れて走ること。
瓦解(がかい)……一部の崩れから全体が崩れること。
深更(しんこう)……夜更け。深夜。
快哉(かいさい)を叫ぶ……この上もなく痛快だと思う。
解語の花……人の言葉を解する花。転じて、美人のこと。
隔靴掻痒(かっかそうよう)……もどかしいこと。
71~80
墨守……自説・習慣を固く守り続ける。
金科玉条……もっとも大切な守るべききまり。
彼我(ひが)……相手と自分。
該博……学問・知識の広い様。
敷衍(ふえん)……範囲を広げて分かりやすく説明する。
河海は細流を択ばず(かかいはさいりゅうをえらばず)……大人物は度量が広い。
薫陶(くんとう)……徳で人を感化し、人間を作り上げること。
歳時記……一年の行事や自然現象を書いた本。俳諧で季語を分類して解説した本。
篤志家(とくしか)……慈善事業などに熱心な人。
傍証……間接的な証拠。
81~90
里程標(りていひょう)……道路のわきに立て、距離を記した標識。
匹夫(ひっぷ)……身分の低い男。教養のない男。
前栽(せんざい)……家の前の植え込み。
東雲(しののめ)……東の空がわずかに明るくなる明け方。
好事家(こうずか)……物好き。風流を好む人。
沃野(よくや)……作物のよくできる平野。
吝薔家(りんしょくか)……過度にケチな人。
築山(つきやま)……庭園に山に見立てて築いたもの。
佳人(かじん)……美人。
罪障(ざいしょう)……成仏の差しさわりになる罪。
91~100
紙価を高める……書物が盛んに売れること。
鼓吹(こすい)……考えを宣伝し、吹きこむこと。
凋落(ちょうらく)……落ちぶれること。
版図(はんと)……一国の領土。
砂上の楼閣……実現不可能な計画。
傲岸(ごうがん)……おごりたかぶり、へりくだることの無いこと。
立錐(りっすい)の余地もない……人や物が密集して、隙間のない様子。
索漠……もの寂しいこと。
雄渾(ゆうこん)……雄大で勢いのある様。
無為徒食……何の仕事もせず、ぶらぶら遊び暮らす。
101~110
深甚(しんじん)……意味・気持ちがとても深い様。
桎梏(しっこく)……束縛するもの。
古色蒼然(こしょくそうぜん)…いかにも古びて見える様子。
枯淡……あっさりした中に趣があること。
勘案……あれこれと考えあわせること。
矜持(きょうじ)……自負。プライド。
多士済済(たしせいせい)……優れた人物が多くいること。
三百代言(さんびゃくたいげん)……口先で人をごまかす事・者。
酔生夢死(すいせいむし)……酒に酔ったように生き、夢見るように死ぬ。無駄に一生を過ごす。
玉石混淆(ぎょくせきこんこう)……優れたものと劣ったものが混ざっていること。
111~120
繁文縟礼(はんぶんじょくれい)……規則・礼儀などが込み入っていて、面倒なこと。
意馬心猿……意志の中の馬や心の中の猿のように、抑えがたい煩悩。
談論風発……話や議論が盛んで、風が起こるように言葉を発すること。
九牛の一毛……取るに足りないわずかなこと。
九仞の功を一簣に欠く(きゅうじんのこうをいっきにかく)……最後のわずかな失敗で完成しないこと。
百年河清(かせい)をまつ……実現されぬ望みを持つ。
邯鄲(かんたん)の夢……人生が夢のようにはかないこと。
猫にかつおぶし……油断できないこと。
蛇の生殺し……手を出して決着をつけないこと。
鰯の頭も信心から……つまらないものも信ずると尊く見える。
121~130
象牙の塔……世間から離れ研究に専念する生活。
栴檀(せんだん)は双葉より芳し……大成する人は幼時から優れた素質を示す。
尻に帆をかける……慌てて逃げ出す。
口に糊す……やっと生計を立てる。
木で鼻をくくる……無愛想な対応をする。
眼光紙背(がんこうしはい)に徹する……文章の奥にある深い意味まで見ぬく。
語るに落ちる……話していてついうっかり本当のことを言う。
李下に冠を正さず……疑いを受けるような行動は避けるべきである。
自家薬籠中(じかやくろうちゅう)の物……役立つ時に使えるようにしてある人・物。
寸鉄(すんてつ)人を刺す……短く鋭い言葉で人の急所を突く。
131~140
天網恢恢(てんもうかいかい)疎にして漏らさず……悪事を働いた者は必ず罰を受ける。
毒を食らわば皿まで……罪を犯した以上は悪に徹しようとする。
渇すれども盗泉(とうせん)の水を飲まず……困っても、いかがわしいものに頼らない。
渉外(しょうがい)……外の世界とやり取りをすること。
七歩の才……詩を早く作る才能。詩文を作る豊かな才能。
夾雑物(きょうざつぶつ)……あるものにまじっている余計なもの、無価値なもの、不純物。
稜角……とがっているかど。
韜晦(とうかい)……未を隠したり、姿をくらますこと。本心・才能・地位などを隠すこと。
蹉跌……つまずくこと。転じて、失敗・挫折すること。
等閑視……いいかげんに扱うこと。なおざり。
141
敷衍(ふえん)……おし広げること。意味などを押し広げる。例示して説明すること。