あとーすログ

文芸、演劇、カメラ、インターネットが好きです。

阿蘇大観峰、冬景色の日の出を撮りに行く

金曜日の夜に仕事が終わっていくつか記事を書き、仮眠をとった僕は、とあるセブンイレブンの前にいた。

 

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時刻は午前5時半。あたりは真っ暗。家に帰ってもう一眠りするか、それとも記事の続きを書くか…。

しかし、せっかくの休日の朝。何かをしたい気分でもある…。

 

実はこの車、何を隠そう先週末に僕のところに来たばかりなのだ。一人でドライブをするのも悪くない。

 

しかし、どこへ?

 

もしかすると、この時間なら日の出を見れるのではないか?と思って早速、阿蘇大観峰の日の出の時刻を調べることに。

 

「Hey siri 大観峰で日の出を見たい」

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大観峰まではどのくらいかかるんだっけ?

 

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なるほど、1時間で着くのか。今から出れば間に合うな。

 

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でも、一人で大観峰に行くってどうなんだろう?こういうのは、大学時代の友人とかとわいわいがやがやしながら見に行くものなのではないだろうか?

一人で日の出なんて見て楽しいのだろうか?

しかも、これは初日の出でもなんでもない。別におめでたくもなんでもない。

それよりも、僕は家に帰ってもっと生産的なことをするべきなのではないか…?

 

 

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来てしまった。

 

僕の運転が下手くそなおかげで7時ぎりぎりになってしまったが、どうやらまだ日は出ていないようだ。もう少し早ければ、青と赤が入り混じったいい感じの写真が撮れたような気がする…。が、自分の運転技術を恨む以外にほかない。

 

他にも日の出を狙っているっぽい人たちがいたので、僕もそこに陣取った。

ちょっと太陽が生まれかけているのがおわかりいただけるかと思う。

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写真ではあまり伝わらないかもしれないが、阿蘇はめちゃくちゃに寒い。帰りに温度計を見たらマイナス6度だった。常にエアコンの効いた部屋で管理されている人類にはつらい温度である。めちゃくちゃに着込んで来た良かった。

 

だいたい10分くらい待っていると、太陽が顔を出した。

 

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でも、日の出ってどのくらい顔を出したあたりでシャッターを切るのが適切なのか全くわからず、他の人たちが帰るまでシャッターを押し続けたし、なんなら他の人が帰ってからも10分くらいはシャッターを押していた。

ちなみに豆知識なのだけど、出たばかりの太陽は死ぬほど眩しい。

 

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最後の一枚は少し方向をずらして撮ってある。

本当は露出を変えて50枚くらい撮っているんだけど自分で見ていても飽きるので3枚だけ載せておく。

日の出は現像が難しい。もっと綺麗な感じになると思っていたんだけど、眠たい写真にしかならない。まだまだ精進が必要だ。

アンダー気味で撮ったやつをいじるとそれなりに上手くいくみたいだということだけは分かった。

 

他のアングルからの写真も何枚か。

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 周りには5人くらい日の出の写真を撮りに来ていた人たちがいたんだけど、太陽が全貌を表すと同時に帰ってしまった。

正直なところ、めちゃくちゃ寒いし手は冷たくて痛いし僕も帰りたくて仕方なかったんだけど、せっかく1時間半もかけて来たのにこのまま帰ってもいいの…?などと僕の心の中の貧乏性マンが囁き、結局は展望台までのぼることにする。

 

結構しっかり雪が積もっている。

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17時から9時の間、メインの駐車場は閉まっている。ちょっと余計に歩かなければならなかった…。

 

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来る途中の道路にはほとんど積もっていなかったんだけど、下が土になっているからか、展望台へと続く道にはやたら雪が積もっている。

 

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椅子が埋まってしまっていた。

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展望台に来ると、カルデラの様子がよく分かる。

 

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ちゃちゃっと撮って帰ることにする。

周りに誰もいなくて寂しいし、何よりめちゃくちゃ寒い。冬の大観峰、しかも早朝に間違っても一人で来るべきではないということを学んだ。

 

帰りの車を運転していると、なぜかアメリカの国旗を見つけた。どうやらここに牧場があるらしい。しかし、牧場だからといってなぜアメリカの国旗が…?

 

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その近くに、一面の銀世界を見つけたので飛び込んでしまった。

 

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まっさらな雪を見るとやりたくなってしまうやつ。

 

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一人で寂しいということを除いては、冬の大観峰の写真が撮れたし行って良かったなあと思う。

ただ、今度はもっと綺麗に撮れるはず。今回はなんの準備もなしに行ったので、次に行くときには作例を見てある程度の構図を考えてから撮影に臨もう…。

などと考えるのは今だけで、今度行くときは絶対に忘れているのだけど、一応ここで決意をしておく。

そういえば雪も初めて撮った気がするんだけど、こちらもめちゃくちゃ難しい。明るさを出そうと思うと質感が失われるし、かといって暗めに撮ると汚く見えてしまう…。

 

まだまだ勉強が必要ですね。これからも、カメラを連れ出して色々なところに行きたいと思います。