あとーすログ

文芸、演劇、カメラ、インターネットが好きです。

一眼レフカメラを買ったら、ただ歩くのが楽しくなった

去年の夏、デジタル一眼レフカメラを買った。Canonのエントリーモデル「EOS Kiss X7」ダブルズームキット。Amazonのデジタル一眼レフカメラランキングで1位になっている。

 

とにかく軽い

レンズが2本ついてきて5万円と、新卒でお金がない僕でもギリギリ手が届く価格設定。こうして多くの人がカメラ沼にハマっていくのだろうなと思いながら、結局は僕も買ってしまったのだ。

X7はとにかく軽い。会社でハイアマチュアモデルを触らせてもらったことがあるけど、これが本物の一眼レフかと驚いてしまった。もちろん、X7だって本物の一眼レフなんだけど、おもちゃかと思ってしまうくらいに軽い。

だから、休日はどこに行くにしても持ち歩くことにしている。また、最近は通勤時にも持ち歩くようになった。日常に潜む小さな感動をカメラに収めるために。そんな風に気軽に持ち出せるのが、X7のいいところだ。

 

ただ歩くのが楽しくなった

一眼レフカメラを買って一番良かったなと思うのは、外をただ歩くのが楽しくなったということ。生来の出不精で、ちょっとした外出でもすぐに公共交通機関を使って歩かない僕にしてみれば、これは大きな進歩だ。

どうして歩くのが楽しくなったかというと、風景をしっかり観察するようになったから。せっかく一眼レフを持っているのだから、やっぱりどんどん写真を撮りたい。でも、ぼーっとしているだけではいい被写体に出会うことができないのだ。

だから、最近外を歩くときは、カメラを持って常にきょろきょろしながは歩いている(傍目から見るとちょっと怪しいかもしれない)。

今まではスマホを見ながら歩くことが多かったんだけど、いくら人が少ないとはいえやっぱり歩きスマホは危ない。風景を眺めていても少し危ないかもしれないけど、スマホを見ながら歩くよりはマシだろう。

きょろきょろしながら歩くと、普段過ごしている町の中にもたくさんの驚きが隠れていることに気づく。こんなところにこんなお店があったのか、なんて気づきも多くなる。スマホが誕生する前は、みんなもっと歩くときに現実を見ていたのかもしれない。あるいは、僕が現実を見てなさ過ぎただけかもしれないけど…。

 

さらに持ち出しやすく

ただでさえ軽くて持ち出しやすいX7をさらに簡単に持ち出すために、いわゆる「撒き餌レンズ」と呼ばれる単焦点レンズ「EF50mm F1.8 STM」を購入した。

Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応 EF5018STM

Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応 EF5018STM

 

フルサイズにも対応しているので、これからカメラを買い換えた時でも使用することができる。

ちょっとした散歩のとき、付属しているズームレンズをつけるのは正直ちょっと邪魔だった。長すぎたのだ。

しかし、「EF50mm F1.8 STM」は単焦点でとてもレンズが短いので、いつでも気軽に持ち運ぶことができる。

値段は1万5,000円ほどでカメラ初心者の僕は少し購入を悩んでしまったが、最初に出した5万円に比べれば安いとすぐに購入を決めてしまった。こうして、多くの人がカメラ沼にはまっていったのかもしれない…。

 

まとめ

一眼レフを使うと綺麗に写真が撮れるというのが一番わかりやすいメリットだと思うけれど、使っているうちに自分に生活を見直すことにもつながる、というのが今回の大きな発見だった。

別に、一眼レフを買う必要はないと思う。ミラーレスを買ってもいいし、コンデジを持って街に出てもいい。なんなら、スマホで風景を切り取ろうと意識するだけでも、街を見る景色が変わるはずだ。

けれど、僕の場合は一眼レフを買うと意識が断然変わった。「撮る」という行為が日常の中に良くも悪くも割り込んできて、「撮りたい!」という気持ちがどんどんと湧いてくる。

 

これからカメラを始めようかなと思っている人には、Canonのエントリーモデル「Eos Kiss X7」ダブルズームキットがおすすめです!