あとーすログ

文芸、演劇、カメラ、インターネットが好きです。

書くことが「手段」である人は強い

f:id:ATOHS:20150616171027j:plain

僕はずっと、書くことが好きでした。いわば、書くこと自体が僕の「目的」なわけです。

しかし、ブログやwebメディア界隈を見ていると、圧倒的に書くことが「手段」の人が強いんですよね。

 

書くことが大量にある

僕みたいに書くのが「目的」の人って、そもそも書くことはあまり無いんです。

だから、「何か書きたいからネタを探そう!」ということになってしまう。文芸サークルにも一定数こういう人がいて(僕です)、締切前にネタが出てこなくてうんうんと唸ることになる。ネタが出ると書きたい欲を発散する為にダーッと書くんですけどね。

対して、書くことが「手段」の人は、そもそも他に伝えたいことがあって、それを伝える為の手段として書くことを選ぶわけです。

例えばけん玉を愛してやまない人が「けん玉をもっと広めたい!」と思ったときに、けん玉の魅力を伝える為の手段はたくさんあります。

ニコニコで生放送をやってもいいし、YouTubeに動画をアップしても良い。Ustreamでラジオをするのもありかもしれません。

その中の選択肢として、ブログなどの「書くこと」があるわけです。

そのとき、けん玉を愛してやまない人はけん玉についての知識が豊富なので、書くことは山のようにあるはずなのです。ネタ切れを起こさずに書くことができる。

知識が無いと書けない

例えばIT系のブログはIT系が好きで詳しい人が書いているし、その他、流行っているブログというのは文筆業を専門にしている人ばかりではなく、むしろそういう人は少数派です。

ブログ界隈は、大抵何かを解決するための専門的な記事で溢れかえっているのです。

だから、書くのが好きで書くのが「目的」な人は、まず書くこと以外に好きなことを見つけないとやばいんじゃないかと思うわけです。

別に何書いても読んでもらえる可能性はあるんですけどね。過去に昼ご飯に食べたパンの感想書いたら、ちょくちょく検索で来てもらえたみたいな事例はありますし。

ただ、ネタ探しはちょっとしんどいんじゃないかなと思います。

インタビューとかアンケートとか良い

そこで僕は思うんですが、とにかく書くのが「目的」という人は、ばんばんインタビューとかアンケートをすれば良いと思うんです。

自分にない知識は、他の人に求めれば良い。自分は、適切に発問をして回答をまとめ、文章にすれば良いわけです。

というわけで、書くのが「目的」人間の僕が運営するこのブログでは、皆さまにアンケートを取らせていただきたいなあと思っております。その際は、どうぞ宜しくお願いいたします!