あとーすログ

文芸、演劇、カメラ、インターネットが好きです。

釣りから始まる1日

福岡へ2ヶ月間の出向が始まって2度目の週末がやってきた。先週は熊本に帰って演劇を観たりお手伝いをしていたりしたのだけど、今週はこちらで過ごすつもりだ。

 

福岡の勤務先へは久留米の実家から通っている。久留米市は、福岡市と北九州市に次いで福岡県で3番目に人口が多い市だ。九州に住んでいる人なら「久留米出身です!」と言えばだいたいわかってもらえるんだけど、それ以外のところの人には「福岡県出身です!」ということにしている。

 

久留米に帰ってきてからずっと、弟と釣りに行きたいねという話をしていた。弟は僕と7つ歳が離れていて、今は高校に通っている。熊本で僕が大学生をしている間にいつの間にか釣り好きになっていたようで、暇を見つけてはバス釣りに行っているらしい。

 

僕も子どもの頃は結構釣りが好きで、それは父親の影響が大きかった。父親はルアー釣りはあまりやらず、餌釣りでフナを狙うことが多かった。だから、僕も自ずとフナを釣るのが好きになった。

 

そんな僕と違って、弟は一人でガンガン釣りに行っているようだ。竿やリール、ルアーなど様々な道具が僕と弟の部屋に取り揃えられている。僕はバス釣りをほとんどやったことがないけれど、ずっと興味はあった。

 

土曜日。僕は昼から用事があって、弟も朝10時から部活の練習があるという。また、そもそも僕は8時〜12時指定でAmazonの荷物を受け取る必要があった。しかし釣りには行きたい。そこで、5時出発で2時間だけ釣りをすることにした。父親も休みだということで、親子三人で行くことになった。三人で一緒に釣りにいくなんて、何年ぶりだろうか。弟が釣りに興味がなかった十年くらい前が最後かもしれない。

 

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車を20分ほど走らせて、弟がよく釣りにくるという場所へと来た。今回は車で来たからいいものの、弟はここまで自転車で来るという。体力がない僕には到底マネできない。

 

釣り道具のことはさっぱりわからないため、弟に準備をしてもらう。横で父親も手伝っていた。そういえば、僕も釣り道具の仕込み方とか色々教えてもらったような気がするんだけど、自分で学ぼうという意欲があまりなくて、いつも父親任せにしていたなあ。自分でもできるようになっておけば良かった。反省。

 

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僕も何度か投げさせてもらったけど、全く釣れず。どちらかといえば弟が釣っているのを眺めていた。

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僕はといえば、途中からは写真を撮ることに注力しいてた。海で撮影することはあったんだけど、そういえば池で撮るのは始めてだ。被写体として水は結構面白い。

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ちなみに、ここまでまだ写真に登場していないけど、ちゃんと父親も一緒にいます。釣り具をなおしているかと思えば、あとは弟が釣る姿を眺めていた。

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ちょっとだけ自分で竿を出す父親。

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僕は朝が苦手なので、この時間に写真を撮るということもほとんどない。光が柔らかいので、優しい感じの写真になるんだなあと思った。

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蜘蛛の巣は写真に収めると結構綺麗なんだけど、ぜんぜんピンとが合わなくて苦労した。

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シロツメグサがあったので、サブカル女子のモノマネをした。

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色々な場所からルアーのリリースに挑戦する弟。結局最後まで釣れなかった。釣れなかった上に最後は8千円の釣り竿が折れていて、ちょっとかわいそうだった…。

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この場所で一匹も釣れなかったことはないらしく、弟も大層悔しがっていた。まあ時間も限られていたので、致し方ない部分もあったかと思う。僕が久留米にいる間にまた釣りに行こうという話になった。

 

土曜日に早起きして車に乗って、2時間ちょっとのバスフィッシング。この後、僕にも弟にも父親にもそれぞれの休日があったわけだけど、なんだか1日が非常に長く感じられたような気がする。

 

前の晩に釣りに行こうと言っていたとき、心のどこかで「本当に行くの?」なんて思っていた。だって、四時半に起床して釣りに行って、それから弟は部活に行くなんて正気の沙汰とは思えない。僕ならもっと寝ていたい。ていうか、僕は次の移動の中の電車の中で1時間ほど寝た。

 

けれど、いつもと違うことに挑戦できるというのは楽しいことだなあと思った。そのおかげで、この記事みたいな写真たっぷりのブログを書くことができているわけだし。ていうか、「釣りから始まる1日」っていうタイトルがなんか僕のブログらしくなくて面白いな…。

 

できれば、これからも写真をたくさん使ったブログを書くことができればと思っております(体力と時間があれば)。皆さま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!