あとーすログ

文芸、演劇、カメラ、インターネットが好きです。

「寂しかった」なんてただの性欲の証明

情報伝達のインフラが発達しすぎて、もうインターネットなんだかリアルなんだか分からなくなるときがあります。いや、そこの区別はまあつくんだけど、僕が中学生だった頃、わずか10年ほど前にはもっとインターネットはインターネットという世界だったはずなのに、気づけばそれがリアルをどんどんと浸食していっている気がするのです。高校生の頃の話をします。1年生の頃。もう7年も前のことなのかよまじかよーといつもいつも思うのですが、これがどんどんと8年前、9年前となっていくのですね。僕は1993年生まれで、それをとても親しみのあるまだ最近のことのように思っていたのですが、もう今年は2016年ですよ。いま高校1年生の子たちって何年生まれ?2000年生まれ?若い。話が逸れました。高校生の頃の話をします。僕がまだかわいかった頃(客観的に見ても、今よりかわいい)、スマホもLINEも当然なくて、僕は高校生になる直前に初めての携帯電話を買ってもらいました。今でいうガラケーというやつですね。中学生のとき、クラスのだいたい半分くらいが携帯電話を持っていて、高校生になると何かと連絡が必要だからとほとんどの生徒が携帯電話を所持していたように思います。で、携帯電話を使って何をするかというと、もちろん交信をするわけですね。そのために電波が飛ぶわけですから。そうすると、もう別に男なんかと交信するわけがなくて、好きな女の子とメールをするわけですよね。びびびっと。もう100万回くらい言われてると思うんですけど、僕らの世代にとってガラケーのメールってもう情緒なんですよね。東京の下町と同じくらい情緒を感じる。だって送信するのにもやたら時間かかるし、だからなるべく長い文章を打っていたし、既読がつかないから相手がメールを開いてくれたかどうかも分からない。これを情緒と言わずして何というのでしょうか。話を飛ばしますね。LINEがあるということは、僕らはいつでもテキストを共有することができるわけです。それと同じくらい容易に、音声を用いて通話することができる、iPhoneでもAndroidでもWindowsPhoneでもNokiaでもいいです。WindowsPhoneとNokiaにLINEをインストールすることはできますか?まあ別に、LINEじゃなくてSkypeでもMessengerでもWhats Appでもいいです。たぶんどれかは使えるでしょう。そして、最近のスマホはもうインカメでも超すごいやつがついているので、顔が見たかったら画面通話をすればいいわけです。ちょっと危ない写真も動画も送れてしまうわけです。ポケットの中に、ずっと君がいるわけなんです。そんな中で遠距離恋愛をしてて、「寂しかった」なんて何の冗談だと思うわけですよ。7年前、まだガラケーがはびこっていた頃ならまだ許せた。長文を送りあうメールはなかなか返ってこなかったし、写真だって粗くて何を写しているかよくわからなかった。かわいいあの子もかわいくなくなってしまった。でも今は、iPhoneで切り取られたあの子の方がかわいいでしょ。だったら、会う意味って何ですか。もう答えは一つで、それはずばり性欲なんですね。「寂しかった」というのは、「性欲に負けました」という告白なわけです。こういう言い方をすると誤解されるかもしれないんですけど、僕は別に性欲に負けるなと言ってるわけじゃなくて、負けちゃうものは仕方がないと思うんですよね。合体だけが性欲を満たす方法ではなくて、手をつなぐとか、抱き合うとか、キスをするとか、そういうのも言ってしまえば性欲を満たすはずなんですよね。まあ完全には満たせなくても、プチ性欲くらいは満たせる。でも、スマートフォンだけじゃほとんど性欲を満たすことができないんですよ。いや、視覚情報と聴覚情報を馬鹿にしてはいけないし、それで大抵の性欲を満たすことはできるんだけど、でもスマートフォンの中の彼女で性欲を満たすのは難しいことなんですよね。
 
何の話をしていたか分からなくなってしまったのですが、つまりはこういうことです。
 

「雨谷 ハル」さんの140字小説を「篠原 歩」風に書き換えてみた

こんにちは、あとーすです。
いつも、篠原 歩という名前で140字小説を書いています。

 

そして、僕の大好きな140字小説作家に雨谷 ハルさんという方がいるのですが、今回なんと幸福にも雨谷さんの140字小説を篠原流に書き換えていいよというお許しを得たので、ここから先は僕が好き勝手に遊ぶターンです。どうぞよろしくお願いいたします。

  

高校生へと退化を遂げた夢の中。結婚式の二次会で泣いてたあの子が、隣の席でまだ最高な少女のままだった。チャイムが鳴る前に教室を出る。10年経っても、彼はまだずっとあの裏庭にいた。振り返って瞬き合う視線。それだけで十分なんてなんの冗談と思うけれど、その駄菓子みたいな甘さが愛しかった。

 

知らない人のいない町で、僕らはずっと生きていく。幼い頃に指切りした未来も、青春の君が都会へ憧れた涙も、ひとつ残らず覚えている。町が見渡せる小さな山の頂上、草の生い茂る2人だけの秘密基地。まだ清純な君と僕をこの町が庇護してくれている。あの頃と違う僕らで、ひっそりと将来を誓い合おう。

 

(これ、書き換えながら「『君の名は。』を思い出して書いたな…」と思いました。違ってたらごめんなさい。)

 

垢抜けた私に目をつけた君が嫌いだ。私が好きなのは、制服を着ていたときの君だけ。今さらなその愛情はすでにごみなので、あの頃の私みたいに消化できないまま反芻してヘトヘトになってください。憎しみの主体は私と君で、客体は長すぎる空白の五年間だ。恋慕は賞味期限付きだし、すぐに腐ってしまう。

 

 

以上、三編の140字小説を書き換えてみました。

他の方の文章を自分なりに書き換えようとすると、何が「自分らしさ」なのかということが、少しだけわかるような気がします。特に雨谷さんの140字小説は物語がしっかりとしているので、それをどこまでぶち壊して言葉のリズムを生み出すかということに今回は心血を注いだように思います。いやはや本当に、ぶち壊して申し訳ありませんでした。

青春コンプレックス

2年くらい140字小説というものを書いています。140字小説って何かというと、文字通り140字で書く小説のことなのですが、「140字で小説なんて書けるわけがない!」とか「小説というより詩じゃないか!」と言われることがあります。まあ僕として1つのツイートの中で実行された文芸作品はすべて140字小説と呼ぶくらいの気持ちでいます。何を模造しているのかもはや誰もよくわかっていないのに、「模造紙」と呼んでしまう、そんな感じで、「140字小説」という名前を作って呼び続けることは、それほど悪いことではないように思っています。

 

冒頭から話がそれました。そう、140字小説を書いているんですね。これは前提なんですね。そこで、僕は青春をテーマにした140字小説を書くことがよくあります。そこで描かれる青春はなんというかドロドロしていて、およそ皆さんが「青春」と聞いて思い描くようなきらきらとしたものではないはずなんです。まあ、青春のすべてがあまりにも悲惨すぎて全くきらきらしたイメージを抱けないという方もいると思うのですが、そういう人は『君の名は。』の感じだと思っておいてください。観たことがない人は、とっとと観てください。

 

ドロドロとした青春を書くと、なんだか知らないですけど凄く反応がいいんですよね。ここでいう「反応がいい」というのは、リツイートやいいねが多いということです。他の作品に比べて、圧倒的に反応がいい。それは、僕の140字小説用のTwitterをフォローしている人が、あるいはそれ以外の多くの人たちも、青春にすごいコンプレックスを残してきていることの証明なんじゃないかなと思うんですよね。

 

 

青春小説とか青春漫画ってまやかしがひどすぎて、そういう完全につくりものめいたものも好きなんですけど、あまりにもリアルすぎる青春小説の方がやっぱり僕は好きです。それは、綿矢りさが初期に書いた『インストール』と『蹴りたい背中』が大好きだという告白とほぼ同義です。

 

でも、そういうドロドロとした青春って、とても個人的な経験なんですよ。ぜんぜんポップじゃない。共感も生み出さない。個人的なことを深掘りしていかないといけない。つくりものの青春では見出せないところなのに、でもそういうことを言葉にすると、どうしてだか共感を得てしまう。せっく僕の特異な青春経験を言葉にしたのに、「それ、私もわかります!」と言われてしまう。それって幸福なことなのだろうか。ちょっとよくわからない部分があります。

 

まあ、よく考えたらお弁当を一人で食べたいときとか、別にみんなに共通の経験だと思うんですよね。僕は実際にお弁当の時間というのが死ぬほど嫌いで、みんなが一人でお弁当を食べる世界だったらどんなにいいだろうかと思っていました。確かに、ごはんを誰かと一緒に食べるのは楽しいことだけど、それは毎日でなくてもいい。それなのに、みんな当たり前のようにお弁当を誰かと一緒に食べる。母親とかにも、「今は誰と一緒に誰とお弁当食べてるの?」とか聞かれてしまう。親子二世代で地獄なのかよまじかー、と思って死にたくなってしまったことをよく覚えています。でもたぶん、母親にとっては一緒にお弁当を食べること自体が地獄なのではなくて、一人でお弁当を食べることが地獄だと思っていたんでしょうね。そこに認知の差がある。まあ確かに、僕も一人でお弁当を食べるよりも誰かと食べている方が幾分か地獄感が薄まるので、なんとかお弁当グループにすがっていましたけどね。でも、一人で食べるのがもっと普通だったら、僕は絶対に一人でお弁当を食べていた。という個人的な経験を僕はずっとずっと温めてきたんだけど、これも共感されちゃうんだろうか。

 

青春ってもう何十年も何百年も前から色々な人たちが掘っていて、でもやっぱりそれぞれが生きていた年代が違うからこそ違うものがそれぞれの時代に眠っていて、僕はそこにある1993年生まれの青春に特有の真理みたいなものを見つけたいと思っているんですよね。真理というけれど、それは別に全員に認められる必要はなくて、僕個人の、あるいは僕に似た誰かにとって真理とか真理らしきものであればいいというくらいの話でして。うーん、なんかしどろもどろになってきてしまった。

 

何の話でしたっけね。140字小説と青春の話でしたね。で、たぶん真理らしきものって、ドロドロとした青春コンプレックスの中にあるのではないかと思っていて。楽しいだけの青春とか、嘘なんですよ。あとは、きらきらとした贅沢な悩みばかりの青春も嘘っぱちなんですよ。もちろん、嘘っぱちの青春がほしくなるときもあって、そういうときは何回もいうけれど『君の名は。』を見ればいいんですよね。大好きですよ、新海誠。でも、どう頑張ったところで深海誠の作品は青春コンプレックスに入ってこれないんですよね。嘘っぱちなんですよね。そこで、綿矢りさとかが重要になってくるわけなんですね。

 

青春時代に帰りたいと思うことがよくあります。僕が高校生の頃、ずっと大人になりたくないと思っていました。僕はずっと、高校生のままでいたかったんだと思います。ドロドロとした青春しかなかったのに。きっと、いま生きているよりもつらいことなんてたくさんあったのに。ビールも飲めないし、車にだって乗れないのに。そういうものを捨ててまで、また高校生の頃に戻りたいと思うことがあります。まあ、実際にはどう願っても戻ることはできないので、お酒は飲むしどこまでもドライブしますけども。

 

ただ、いつまでも青春をほじくりまくることはできて、僕はそれをしたいし、できれば嘘っぱちじゃない青春をいじくりまわしたいなと思っています。それは1993年生まれ特有の経験であって、「それ、古いですよ」と言われることもあるかもしれないけれど、でももしかするとそう言われた時が成功したときなのかもしれないですね。あとは、1993年生まれも2016年生まれも、ドロドロとした青春に大して違いはないんだとわかってもらえても、嬉しいかもしれない。やっぱりどこまで言っても、言葉というのは情報の伝達手段なのであって、自分のための言葉でも人に届くと嬉しい。そういうことばかりだと思うんですよね。

 

というわけで、もっと青春コンプレックスを満載にした140字小説を書きたいなーと思っています。

文章を書くときは言い切って謙遜しすぎないほうがいい

こんにちは、あとーすです。

僕はここのブログのほかに「蓼食う本の虫」というWebメディアを個人で運営しています。

tadeku.net

 

運営こそ個人で行なっていますが、たくさんの方からご寄稿をいただいていることで成り立っているメディアです。そして僕の仕事は、いただいた原稿が読者の元に届く前に、さらにブラッシュアップすること。まだまだ未熟な面もありますが、もうずっと5年以上もブログを書いてきて、インターンとしてオウンドメディアの編集に携わってきた立場から、少しはWebの記事に関する知見があると自負しております。

blog.atohs.me

 

さて、蓼食う本の虫」に寄稿される記事の編集をする中で、僕が割と手を入れる箇所には2つの共通の特徴があるとわかったので、今回はそのことについて書いていきます。

 

言い切れるところは言い切る

僕も自分で実践できていないことなので恐縮なのですが、文章を書くときに「言い切れるところは言い切る」というのは非常に重要です。具体的に言うと、文末を「〜と思われます」とか「〜でしょう」に極力しないということですね。

僕は「〜と思われます」も「〜でしょう」をよく使ってしまう人間なのですが、やはりそう書くときって自分の書いた文章に自信がないときなんですね。もちろん、客観的な事実が必要な場合で、それが現状で足りていない場面もある。そういうときは、断定を避けるような書き方が必要です。でもそうじゃないのに断定を避けた文章を書いてしまうときがあります。

そういうとき、書く側の心境としては以下の2点が挙げられると思います。

  1. 自分の意見に自信がなくて、断定を避けたいとき
  2. 論拠となる事実を探そうと思えば探せるけど、面倒くさいとき

これは、いずれも他人に自分の文章を見てもらうことで簡単に直してもらえます。特に僕なんかは、自分が断定を避けまくるので、どういう思惑でその文章になってしまったのかというのがだいたいわかるんですね。

だから編集を行うときに、1の場合はどんどん断定調の文章に変えていきます。上記の「書く側の心境としては以下の2点が挙げられると思います」という文章も、僕が編集だったら間違いなく文末を「挙げられます」に変えます。

2の場合は、僕の方で調べられることは調べて資料を提示し、「こういうことですか?」と聞くことがあります。また、その記事が対象にしていることについての知識が僕に不足している場合は、「ここがよくわからないのですが、追記していただけますか?」とお願いすることもあります。

他人が自信のないところを突きまくるというのは、正直いい気持ちがするものではありません。でも、そういう自信のないところを改善するだけで文章が締まって全く違う印象になります。

まあもちろん、断定を避けなければならない場合というのはあって、現状では「避けるべきところ」と「避けなければならないところ」を自分の勘で判断している部分があります。このあたりは、もっとデジタルに解決しなければならないなあと思っています。

 

謙遜しすぎない

「蓼食う本の虫」では、主に小説を書くことに関するノウハウ記事を配信しています。そして、そこで記事を書いている人というのは、僕も含めて小説家としてもライターとしてもアマチュアです。

だから、小説の書き方の記事を書くときに変に謙遜して書いてしまう場合があるんですよね。ただ、同じ内容が書かれている文章でも、書いている方が自信を持って勧めている方法の方が、読んでいる側も「やってみよう!」という気持ちになるんですよね。

その方法が実際に効果があるのかというのは、その記事を読んだ人が個別に判断するしかありません。個人差もあるでしょう。しかし、少なくとも「自分にとっては効果的だった」ということに自信を持って書いてもらいたいなあと思います。

というわけで、この記事の冒頭でドキドキしながら「少しはWeb記事に関する知見があると自負しております」なんて言ってしまいました。それでもまだ謙遜が入って締まっているので、僕が編集するならばもっと図々しい感じに変えます。

 

まとめ

以上、僕がWeb記事の編集をするときに気をつけていることでした。

もちろん、僕の修正によって文章の本意がずれてしまうことがあるので、その辺りは寄稿者の方とすりあわせを行います。

しかし、これまでの経験からいうと十中八九は上記の修正を行なった方が文章はよくなります。

これは、自分で書いた文章を推敲する場合にも有効な方法なので、個人でブログを書いていると言う方もぜひ試して見てください。

 

また、小説を書くこと・読むことが好きと言う方は、一度「蓼食う本の虫」に遊びに来てください! 寄稿していただける方も募集しております。

tadeku.net

家ではMac、職場ではWindowsを使う僕が行った2つのキーボードの設定

先日、Macbook Pro Retinaの15インチモデルを買いました。この記事を書いている時点で、実は1週間後に新たなMacbookシリーズの発表が迫っています。それを考えると、ちょっと購入を早まりすぎたかなという気持ちもなくはないのですが、快適にMacライフを送ることができているので一応満足しています。

しかし私はクリエイティブを生業としているわけではなく、職場ではWindowsの搭載されたPCを使っています。そうすると、困るのがキーボードの設定。細かい部分は大して変わらないのですが、ショートカットを使う場合などにやや不便な部分が出てきます。

そこで、家ではMac、職場ではWindowsを使っている僕が行っているキーボードの設定について紹介させていただきます。

基本的には、家のMacはデフォルトの設定で使用し、職場のWindows機のキーボード設定を変更しています。また、家のMacは日本語配列です。

「変換」「無変換」を「英数」「かな」にする

Macを使い始めて一番戸惑ったのが、英数⇔かなの変換を独立した2つのキーで行うということ。これまでは「半角/全角」キーで10年以上も切り替えを行ってきたので、違和感が強すぎてしょうがありませんでした。

ところが、いざ使ってみると「英数」「かな」の2つのキーで変換するのはとても合理的。

「半角/全角」キーで変換をしていたときは、キーを押してかな入力にしたつもりが実は英数入力になっていて、書いた文字をすべて消してまた入力しなければならないということもありました。

Macの場合は、かな入力をしたいときは「かな」、英数入力をしたいときは「英数」を押せば入力の切り替えをすることができます。そうすることによって、「いま、かなと英数のどっちになってるっけ?」と悩むことがなくなりました。

Windowsでもこれをできないかなと考えていたのですが、よくよく見ればスペースキーの隣にある「無変換」も「変換」もこれまでほとんど押した記憶がありません。というか、そもそもどんな意味のあるキーかもわかりません。

そこで、「変換」「無変換」をそれぞれ「英数」「かな」に変更することにしました。

最初はフリーソフトを使用して変更しようと思ったのですが、Windowsのデフォルト機能で変更できました。

僕は以下の記事を参考にして変更することができました。

CtrlとWindowsを入れ替える

MacとWindowsを使っていて一番よく間違えるがcommandキーとCtrlキーでしょう。コピー&ペーストや上書き保存など、よく使うショートカットキーはMacならばcommand、WindowsならばCtrlとの合わせ技で設定されていることが多いです。

しかし、家でcommandキーを使ったショートカットに慣れていると、職場のWindows機ではWindowsキーをおしてしまうんですよね。

最初は、WindowsキーをCtrlキーにして押し間違えても大丈夫なように変更しようと思ったのですが、僕はWindows機を使うときに「Windows+D」でデスクトップを表示させることが1日に数回はあるので、全くなくしてしまうのにはいささか抵抗がありました。

そこで、現在はCtrlキーとWindowsキーの位置を入れ替えて使っています。

たまに間違えてCtrl+Dを押して「あれ、デスクトップが出ない…?」と困惑することもありますが、Macと同じような感覚でコピー&ペーストができるのは非常に便利です。

まとめ

キーボードについては他にも変更の余地があると思っているのですが、ひとまずはこのような形でMacとWindowsの両方を使う生活を送っています。

僕と同じように、キーボードの違いでイライラしていた人はぜひお試しください。

また、他にも便利なキーボード入れ替えがありましたら教えてください!

1ツイートで7,000RT13,000いいねを超えたので分析と反省をします

こんにちは、あとーすです。

僕の将来の夢は株式会社バズメイカーを設立して圧倒的に名前負けすることなのですが、そうは言っても完全に名前負けしていてはお仕事が来ないので、頑張ってバズツイートをせっせと作っています。

今までにバズったツイートはこんな感じです。

 

もっとあると思っていたのですが、1000RT超えを2つしか見つけることができませんでした…。もっと精進しないと、株式会社バズメイカーへの道は遠のくばかりです。

 

そして、今回バズったツイートがこちら。

 

 

刻々と数字が変わっているので正確な数字を書けないのですが、Twitterアナリティクスのスクショを撮影した10/17の20時頃現在では、7,475RT、13,259いいねでした。

 

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参考までに、そのあと慌ててURLをツイートしたときのやつも載せておきます。

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この「真四角」というプロダクトが凄いので、その力だけでぐいぐい伸びていったのですが、まあ僕がツイート作成をする際にも少し気を付けた点とか、反省した点とかもありますので、その辺りも含めて書いていきたいと思います。

 

ツイート後28時間で13,000超のいいね

このツイートを行ったのが10/16の16:02。明日からまた仕事だという憂鬱を抱えながら、ブログ用の記事を書いているところでした。


そんな中、以前から見知っていた「真四角」のサイトを何気無く思い出し、何気なくツイート。僕の中で「これはいける!」とかいう感覚はほとんどなく、まあ多くても5RT10いいねくらいが付けばいい方かなと考えていました。

 

ところが、投稿直後からこのツイートがぐんぐんと伸びていき、1時間後くらいにはすでに1000いいねが目前となっていました。

 

このツイートがバズった要因は何か。将来の株式会社バズメイカー代表取締役として、分析してみたいと思います。

 

プロダクトがすごい

これは上でも書きましたが、いくら強調してもしすぎるということはありません。

 

僕ははじめ、この「真四角」というものをPR TIMESというサイトで発見しました。いわゆるプレスリリースサイトというやつで、皆さんが日々のネタにしているニュースたちの多くは、ここから各ニュースサイトに配信されて記事となります。

 

そのとき、僕はKADOKAWAの新刊情報を探していたはずなのですが、何の拍子かこの「真四角」のリリースを読みました。そこから1時間くらいずっと、色々な文字を入れて遊んでいましたね。

 

創作クラスタにリーチできた

僕のフォロワーには、自分で小説を書いたりイラストを描いたりする、いわゆる「創作クラスタ」が多いです。恐らく、そこに素早くリーチできたのが大きいのではないのかと思います。

 

創作クラスタの中には、面白いと思ったものを見境なくRTする人たちがうじゃうじゃいます。その辺りの波に乗ることができれば、あとは波に乗っていくだけ。しかも、フォントやタイポグラフィの話題は、同人誌を作ったり画像を制作したりする創作クラスタにとっては格好のネタ。そこのマッチングがうまくいった結果だったのではないかと思います。

 

生存戦略

このツイートを作成しているときに、どんな言葉を載せようか少しだけ考えました。本当に何でもよかったですし、繰り返すようですがこれほどバズるとも考えていなかったので、割と適当に付けました。

 

ただ、二つの四字熟語の中で特に「生存戦略」は拡散に一役買ったのではないかと思います。ご存じの方も多いかと思いますが、「生存戦略」とはアニメ「輪るピングドラム」でよく使われる言葉です。先述した創作クラスタの中にはアニメ好きも多く、このピングドラムネタに反応した方々も観測することができました。

 

反省点

さて、次は反省点です。むしろここからが本番です。いざバズってみると、「もっとこうしていれば~」というのがむくむく出てきますね…。

 

言葉をもっと考えるべきだった

今回のツイートの胆は、真四角のサイトで生成した画像です。正直、ツイートの文章なんてほとんど関係ないので、この画像をどうするべきだったのかというところに自ずと反省点は集約します。

 

まず、僕の最も恥ずべき失態は、画像を2枚までしか投稿しなかったということです。ここはどう考えても4枚で勝負するべきでした。ツイートする瞬間、ここには確かに妥協がありました。

 

また、「生存戦略」はいいとしても、「焼肉定食」はいささかベタすぎましたね。

 

僕はどういう画像をツイートするべきだったか。


真四角のサイトでは、6文字までしか生成することができません。意外とここがネックでした。本当は「四畳半神話大系」とかも思いついたのですが、7文字だったので断念。

 

しかも、今回はどうしてか4字熟語にこだわってしまいました。ここも1文字から6文字まで柔軟に考える必要があったと思います。

 

その後で考えた限りでは、

なんて良かったのではないかなと思います。他に面白いのがあったら、皆さんも真四角で作ってツイートしてみてください!(バズるかも)

 

URLについて

本当は、このツイートには真四角へのURLを入れるつもりでした。忘れてしまっていたため、直後に慌ててツイートすることに…。

 

こちらもそこそこ伸びていますが、1万には遠く及びません。

 

ただ、このURLについては一長一短あると思っていて、もしも最初のツイートにURLが付いていたならば、こんなに伸びていなかったんじゃないかなとも思うのです。「後から調べてみよう」という気持ちを誘発したからこそ、いいねもRTも伸びたのではないかと推測しています。

 

それと、本当は僕が自分で真四角についてのブログ記事を書き、そのURLと一緒にツイートするのが僕にもメリットがあったのでは…? とも思ったのですが、それは何だか狙いすぎているので、案外ここまで伸びなかったかもしれません。

 

この辺りはたらればの話なのでもう何言ってもしょうがないのですが、PV乞食としてはやはり自分のブログにもっと人を誘導したかったなという気持ちはあります。

 

まとめ

ツイートがバズって良かったことは、

  • フォロワーが10人くらい増えた
  • Twitterの通知画面で下にスワイプする度に更新されて楽しかった
  • 真四角を広めることができた

です。

 

良くなかったことは、特にないです。

 

ただ、今回のツイートでもしも真四角を作成しているアイデアスケッチさんに何かご迷惑がかかっていなければいいなと思う次第であります。

【独断と偏見】深夜に視聴すると謎のハイテンションに陥いる女性ボーカルMVで打線を組んだ

打線を組んだ、という割には見つけた順番に紹介するだけなのですが、まあ難しいことは言いっこなしでここはひとつ。

 

1.アカシック/プリチー


アカシック「プリチー」MV

 

僕はあまりそういうお店に行ったことがないのだけど、どう考えてもそういうお店の雰囲気です。

また、僕の数少ないそういうお店に行った経験からすると、そういうお店の女の人は確かに常にダイアを求めています。つまりはそういうことです。

テロップのポップな感じはでんぱ組.incを思い出す。歌詞はほとんど何言ってるかわからないけど、メロディーに対して完璧に選ばれていて、聴いていて心地がいい。

あと、無駄にエロいところもポイントの一つなんですけど、そのエロさが完全にそういうお店っぽい感じで大変よいと思いました。

プリチー

プリチー

  • アカシック
  • J-Pop
  • ¥250

 

 

2.ポルカドットスティングレイ/テレキャスター・ストライプ


ポルカドットスティングレイ「テレキャスター・ストライプ」MV

 

全体的に曲もかっこいいしボーカルの女の子がかわいい。

そして何より、2:10あたりの仕草で男なら全員が悶死してしまうこと間違いなしなので、ご査収のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

テレキャスター・ストライプ

テレキャスター・ストライプ

 

3.SHISHAMO/中庭の少女たち


SHISHAMO「中庭の少女たち」

 

正直、僕はSHISHAMOのことを馬鹿にしていました。中高生の気持ちをドンピシャで歌いすぎているから。でも、青春コンプレックスの僕は、馬鹿みたいにSHISHAMOの曲を聴いてしまう。

そしてこの「中庭の少女」たちはMVが完璧すぎるので、SHISHAMOはちょっと受け付けないという人もちょっと見てほしいです。

中庭の少女たち

中庭の少女たち

  • SHISHAMO
  • ロック
  • ¥250

 

4.大森靖子/勹″ッと<るSUMMER


大森靖子「勹″ッと<るSUMMER」MusicClip (short ver.)

 

大森靖子の楽曲はもう全部エモいので、深夜にはどれを聴いてもらってもいいのですが、あのちゃんとのコラボが抜群に良いのでこれを推します。

他のMVでもよく出てきますが、ゆめかわいいもので埋め尽くされた場所で撮影されているのが好きです。

勹″ッと<るSUMMER

勹″ッと<るSUMMER

 

5.やくしまるえつこメトロオーケストラ/少年よ我に帰れ


やくしまるえつこメトロオーケストラ『少年よ我に帰れ』MV(short ver.)

 

やくしまるえつこを聴かずに帰れると思うな!!!

僕は相対性理論も含めてやくしまるえつこの楽曲が大好きなのですが、その中でもこの曲は頭一つ抜けているように思います。「ノルニル」と悩んだのですが、僅差でこちらです。

少年よ我に帰れ

少年よ我に帰れ

 

6.さよならポニーテール/すーぱーすたー


さよならポニーテール「すーぱーすたー」

 

かわいい。かわいい以外に言葉が見つからない。メインの女の子を目立たせるために、他のダンサーを若干地味めにしているのではないかと僕の中でひそかに話題になっています。ずっと見て入れられる。かわいい。かわいい。

 

7.アーバンギャルド/セーラー服を脱がないで


アーバンギャルド セーラー服を脱がないで

 

これだけ明らかにMVの素人感がすごいんだけど、許してください…。

アーバンギャルドは今の曲も大変良いのですが、深夜に聴いてハイテンションに陥るというとやはり少し昔前の曲の方がうってつけかなと思います。

「清純なままのき・み・で・い・て!!!!!!!!!!!!」

 8.パスピエ/電波ジャック


パスピエ/電波ジャック PV

 

本当は最終列車を推したいと思っていたのですが、公式のMVがなかったので、次点で電波ジャックです。しかし、次点とはいえとてもハイテンションになれる曲となっております。最終列車はしっとりとしすぎていて、死にたくなるけど…。

電波ジャック

電波ジャック

 

 

9.カラスは真っ白/ハイスピード無鉄砲


カラスは真っ白 "ハイスピード無鉄砲"/ A crow is white "Hi-speed Muteppou" (Official Music Video)

 

カラスは真っ白の中から一曲選べと言われたら、やっぱりこれになってしまいます。公開されてるの、2012年なのか…。

サビを熱唱すると気持ちいいのですが、深夜に熱唱すると迷惑なので、枕を口に押しつけて「10階の住人追いかけ!今日も朝ま〜でねむれない!!」とやっております。

ハイスピード無鉄砲

ハイスピード無鉄砲

 

まとめ

チャットモンチーふぇのたすを入れることができなかったのが非常に残念なのですが、またの機会に。だいたいどれを聴いてもよいです。本当です。

 

おまけ

男性ボーカルのハイテンション曲も貼っておくので、各自ご視聴のほどよろしくお願い申し上げます。


OverTheDogs MV 「ゆーどんせー」

 


グミ/夏子【MV】

 


挫・人間「人類」

 


SAKANAMON - ぱらぱらり 【YouTube限定MUSIC VIDEO】