あとーすログ

文芸、演劇、カメラ、インターネットが好きです。

個人として認識されるのが死ぬほど嬉しいんだ

去年の4月から新卒の社会人として働いていて、まあこんな時代だしいつかは転職するのかもしれないなあなどと考えていて、いくつかの転職サイトに登録している。

たまにスカウトメッセージが届くのだけど、確認してみると、どう考えてもコピペで色んな人に送っているとすぐに分かるものばかり。冒頭に名前はついているけれど、中身の文章にはあたりさわりのない文章が書き連ねられている。

別にそれが悪いわけではない。ある程度セグメントしてメッセージを送れば、そこからある程度の人たちがリアクションをするのだろう。たくさんの人に一度に送ることができるし、そこからコンバージョンがあるならば、これは効率が良い作戦ということになる。

でも、やっぱり受け取る側としては、コピーペーストで色んな人に送られているメールを受け取っても、嬉しくもなんともないのである。

 

随分前から、クラウドワークスやランサーズといったサイトにも登録している。もう全然使っていないのだけど、仕事依頼のメッセ―ジが来るとメールが飛んでくる設定になっているので、仕方なく見てみたりする。

もちろん、こちらも転職サイト同じような内容で、「あなたのプロフィールを見て~」なんて書いてあるけれど、仕事の内容や文章を見れば、適当な人にばらまいているというのが一目で分かる。第一、僕はプロフィールにほとんど何も情報を載せていない。

 

なんて思っていたときに、PVモンスター というサイトに出会った。いかにも怪しい名前のサイトである。

とりあえず概要を見てみると、在宅でライティングをしている人のためのマッチングサービスらしい。と書くと、上述したクラウドワークスやランサーズと変わらないんだけど、PVモンスターが他のサービスと違うのは、報酬が納品した記事の閲覧数によって決まるということ。

正直に言うと、全くここで何かを書いてみようという気持ちはなかったんだけど、面白そうだからと思って登録だけしてみた。実際に、これまで何か記事を納品したこともない。

登録は承認制になっていて、これまでの実績を登録する必要がある。僕の場合、このブログと蓼食う本の虫を実績として載せたら承認してもらえた。この規模でも承認してもらえるので、割と簡単に審査は通るのではないかと思う(保障はしないけど…)。

 

上にも書いたように記事の納品なんかは全然していないんだけど、このサービスに登録して一つ嬉しかったことがある。

それは、PVモンスターの担当の方から提案のメールが来たことだ。

僕は、他のサービスと同じようにてっきりコピペのメールだと思っていたのだけど、目を通してみるとちゃんと僕のブログを見てメールを送ってきていただけているということが分かった。

以下が、受け取ったメールの一部である。

 

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もちろん、同じような内容のメールをたくさんの人に送っているのだと思うけど、このようにほんの少しでも「自分が個人として認識されている!」と思えるのは本当に嬉しいことなのだと改めて実感した。

 

誰かに個人として認識されるというのは、自分が何者かになることだ。

家のお風呂が壊れていて、ここ2ヶ月銭湯に行っているのだけど、先日お金を払うときに初めて「いつもありがとうございます」と言われた。そのとき、僕は「お風呂に入りに来る人」から「いつもお風呂に入りに来る人」になれたのだ。

思えば、僕はずっとそうして何者かになりたくて頑張ってきたような気がする。大学の講義でも、最前列に座って先生の話を熱心に聞いていた。演劇をやるときも、アンケートに自分の役について特に書かれていると最高に嬉しい。近所のセブンイレブンで、何も言わないのに「ナナコですね!」と言われると少し恥ずかしいけれど、やっぱりいい気分なのだ。

 

自分がされても嬉しいことは他の人にもしていきたい。あまり話したことのない人もちゃんと名前で呼ぶとか、全体だけでなく個々人も褒めていくとか、そういう照れくさいけれど些細でいつでもやれそうなところから、始めていければなあと思う。

 

僕は全く時間がなくて触れていないのですが、PVモンスターも非常に面白いサイトだと思います。クラウドソーシングサービスやブログアフィリエイトより儲かるかというと人それぞれだと思いますが、まずは試してみるのもいいのではないでしょうか。

 

ミュージカル「CAPPA!」を終えて

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何事も終わってしまえばあっという間だったなという感情しか残らなくて、今回の「CAPPA!」も例に漏れずといった感じです。

 

元々は昨年の7月に行われるはずだったこの公演。震災の影響で延期となり、夏には予告編となる「プレCAPPA!」を上演。それからまた7ヶ月の時を経て、今回の「CAPPA!」本公演へと至ったわけです。

 

そう考えると、足掛け1年以上も稽古をしていたことになります。その他にもいくつか公演はあったし、数度しか稽古のない月もあったけど、それでもこの1年間はずっと「CAPPA!」が頭の片隅にいた。それが終わってしまったというのは、なんだか不思議な気持ちがします。

 

高校生の頃の自分に「23歳になっても演劇やってるよ」と言っても、それほど驚かないのではないかなと思います。当時は演劇とは無縁の生活を送ってたけど、小説を書くのは好きだったし、演劇部に興味がないわけじゃなかった。

だからこそ、大学2年生になるタイミングで、演劇部に入るという選択ができたんだと思います。

でも、ミュージカルに出てるよと言ったら、さすがに信じないかも。しかも熊本で。さらにさらに、のべ1500名もの人たちの前で。これは、大学2年生の自分も3年生の自分も信じないかかもしれない。全くそういう世界とは無縁に生きて来たから。

僕にとって演劇というのはほとんど呪いみたいなもので、やめようと何度も思ったのにまだずるずると続けている。これはいろんな方に失礼かもしれないなと思いつつ、正直に書くのですが、僕には演劇に対する主体性というものがほとんどありません。呼ばれたら出る、というスタンスでここ一年は瀬上大吉氏によく召喚されています(もしかすると、大吉氏が呪いの正体なのかもしれない)。

でももちろん、嫌いだったら演劇なんてやってるわけがなくて、誘われたら出ますって即答しちゃうし、ところがいざ稽古が始まってみると休みが潰れるのでなんで引き受けちゃったんだろうとか考える。けれど、やっぱり終演後のあの達成感だけは、何物にも代え難い。なんて表現を使うと陳腐になってしまうのですが、僕にとって何物にも代え難いものって、実はこの「終演後の達成感」くらいかもしれない。もっと演劇を大事にしなくちゃ。

 

「CAPPA!」で一番好きな登場人物を選ぶとすれば、セトハかなあと思っています。もちろん、他の登場人物にもそれぞれ個性があってたいへんおもしろいんだけど、セトハが頭一つ抜きん出ているように感じます。

どのような環境においても、常に下から這い上がる力。決してナンバーワンやナンバーツーにはなれなくて、ナンバースリーの位置から野心をめらめらと燃やしている。そういう人間らしさ(キャッパなんですけど)が大変個性的で面白いなあと感じました。

 

他にも色々と書きたかったのですが、思い出にばかり浸ってもいられないのでこの辺りにしておきます。

 

次はダイナソーミュージアムの第三回公演に出演いたします。お時間ある方はぜひ。

 

レモンの花の咲く丘へ~その日のために~

 

2017年1月に読む予定の本たち

先日、1年の目標として年間で100冊の本を読むことを掲げました。

 

atohs.hatenablog.com

 

去年が35冊ということで、普通にやっていては達成できないので、とりあえずこれから読む本をリストアップしておくことに。3日に1冊は読むぞと意気込んでいるのですが、500ページくらいある本とか無理そうだなあという感じがしています。まあ、頑張ります。

とりあえず、元日から3日にかけて4冊の本を読みました。いい滑り出しです。貯金しておきました。

 

みだれ髪 (新潮文庫)

みだれ髪 (新潮文庫)

 

ここのところ短歌に興味が出てきたのですが、昔の作品てほとんど読んだことがなかったなあと思ったので、ずっと前に買っていたものを読んでみました。

正直な感想を言うと、現代とは言葉遣いが違っているので、なんだか反則っぽいなと思いました。半分くらい意味がわからないやつもあるし。でも古びた言葉が心地いい場合もあり、もっと勉強しないとなあという気持ちになりました。

 

[実況]経営戦略教室 (グロービスMBA集中講義)

[実況]経営戦略教室 (グロービスMBA集中講義)

 

貸していただいたので読みました。スケールメリット、差別化戦略、ブルーオーシャンと、聞いたことのあるような概念をさらいなおすことができ、頭の中で色々な情報がつながった感じ。少し仕事で考え事をする必要のあるやつができたので、ここで勉強したことを少し応用してみようかなと思います。

 

十年後のこと

十年後のこと

  • 作者: 東浩紀,絲山秋子,岡田利規,角野栄子,長嶋有,中村文則,姫野カオルコ,松田青子,森絵都,横尾忠則
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2016/11/29
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログ (1件) を見る
 

様々な表現者が「十年後のこと」について書いています。そういえば、東浩紀「時よ止まれ」は文藝掲載時に読んだなあと思い出しました。

どれもSFか幻想文学っぽくなるのが面白い。壇蜜の作品は、まさにショートショートという感じだったのをよく覚えています。個人的には、最果タヒ「愛はいかづち。」を読めただけで満足。 

 

大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇 (幻冬舎文庫)

大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇 (幻冬舎文庫)

 

 見境なく前田司郎の作品を買っていたときがあって、その時に偶然手にしたやつです。他にも買ったはずなんだけど、どこに行ったのか分からなくなってしまいました。あるいは、他に買ったやつはもうすでに読んでしまったのかもしれません。

これを読んだ後に映画の予告編を見たんですけど、小説を読んだときの印象と全然違っていてびっくりしました。映画も見てみたいです。

 

これから読むやつ

というわけで、これから読む予定のやつを挙げておきます。誰の役に立つのかはわかりません。

 

 

夜行

夜行

 

 久しぶりの森見登美彦。結構読み損ねているなあと思っていたのですが、意外と森見作品は読んでいました。直木賞にもノミネートされましたし、ちゃんと追っかけとかないといけないなあと思って購入しました。

ホラー作品という風に聞いているのですが、宵山万華鏡みたいな感じなのでしょうか。

 

 

創作の極意と掟

創作の極意と掟

 

 筒井康隆による小説指南書。帯に伊坂幸太郎の推薦文があったので、非常に楽しみにしています。そういえば、筒井康隆の小説ってあまり読んだことがないような…。

 

 

マリアビートル (角川文庫)

マリアビートル (角川文庫)

 

 グラスホッパーの続編。500ページくらいあるので、かなり鬼門のような気がしています。

実は伊坂作品でグラスホッパーは割りと好きではない方の部類なので、これはどんな感じかなあと今から少し不安です。不安ばかりだ…。

 

 

確率思考の戦略論  USJでも実証された数学マーケティングの力

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力

 

 お勉強の時間です。数式がちらちら見えているのですが、卒倒しそうです。

 

 

掏摸(スリ) (河出文庫)

掏摸(スリ) (河出文庫)

 

 20ページくらい読んで放置していました。聞いたところによると中村文則の代表作っぽいので、早く読んでおきたいです。中村文則ってそういえば「私の消滅」くらいしか読んだことがないような。

 

 

絶叫委員会 (ちくま文庫)

絶叫委員会 (ちくま文庫)

 

 穂村弘のエッセイをいくつか買っていて、これもそのうちの1冊。未だに歌集を読めていません。

 

 

セカイ系とは何か (星海社文庫)

セカイ系とは何か (星海社文庫)

 

 ちょっとだけお勉強です。

 

 

最低。

最低。

 

 50ページくらい読んで挫折していたので、とりあえず予定に組み込んでいます。

 

 

 

以上です。1月はあとこの9冊を読む予定です。また感想など書くかもしれません。どうぞよろしくお願いいたします。

Question2Answerを使ってさくっとQ&Aサイトを作ってみた

去年から小説を書く人のためのQ&Aサイトを作りたいなと思っていたのですが、お仕事はバリバリの営業職でエンジニアともWebデザイナーとも程遠いところにいるので、自分で作るのは諦めていました。

そこで、前から別のブログで使っているWordPressでどうにかできないかと探して見たところ、いくつかQ&Aサイトを作るためのプラグインが見つかりました。

しかし、僕が使っているテーマとの兼ね合いかデザインは崩れてしまうし、ブログ執筆用のアカウントとQ&Aページ用のアカウントがごっちゃになったりして、あまりいい状態とは言えませんでした。

 

これは自分で勉強して構築するしかないのか…? と思った矢先、検索しているとQuestion2Answer(以下、Q2A)というフリーソフトウェアを見つけてそれを使って見ました。

ただ、日本語で解説されているページがほとんどなく、本当に導入できるのだろうかと挑戦しようと思っては何度も直前でやめてしまっていました。

しかし、躊躇していたはいつまで経っても前には進まないと先ほど一念発起。すると、ものの30分くらいで初期設定は完了してしまいました。まだまだ改善の余地はありますが、とりあえずこれで一通りのことはできます。

作ったサイトはこちらです。

Genko

前述の通り、小説を書く人のためのQ&Aサイトです。執筆したり作品を発表したりする上で何か困ったことがあったら、ぜひ質問してみてください!

 

インストールする前準備

サーバーをすでに持っているという方は、読み飛ばしていただいて構いません。

僕はブログを運営している関係ですでに持っていたのですが、Q2Aをインストールするためのサーバーを準備する必要があります。とりあえず安いレンタルサーバーで大丈夫でしょう。ちなみに、僕が使っているのはロリポップのライトプランです。月額250円から。

もう一つ下にエコノミープランというやつがありますが、こちらはデータベースを使用することができないので、Q2AやWordPressを使いたい方は、ライトプラン以上を選択しましょう。

 

 

もちろん、他のサーバーを使っても良いでしょう。大抵のところは10日間くらい無料でお試しできるので、それでしっかり動くかどうか確認するのが吉です。

 

ドメインは、取りたいなら取れば良いですし、とりあえず動かしてみたいというくらいだったら取らなくてもいいでしょう。僕はムームードメインで取得しています。

 

 

 

Q2Aをインストールする

では、実際にQ2Aをレンタルサーバーに入れていきましょう。

日本語の記事は少なかったのですが、以下の記事を参考にして無事にインストールを完了することができました。ありがとうございます!

Yahoo!知恵袋や OK Wave のような Q&Aサイトを作る! - Yahoo!知恵袋

Question2Answerを利用してQ&Aサイトを制作しました | OXY NOTES

Q2Aをロリポに試しで入れてみたら、WPブログがぶっ壊れて焦りました。 – ブログ名の設定は、まだ。

 

Q2Aをダウンロード

まずはQ2Aを手にいれるところから。以下の公式サイトへいきましょう。

Question2Answer - Free Open Source Q&A Software for PHP

以下の写真のようなページに行きますので、赤枠で囲ってあるリンクをクリックします。すると、ダウンロードが始まります。

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また、このままでは英語でしか使うことができないので、日本語化するためのアドオンを手に入れます。

サイト上部にある「Add-Ons」をクリックします。

f:id:ATOHS:20170103095547p:plain

 

日本語化するためのアドオンがほしいので、それをクリックします。

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GitHubの画面に飛びますので、「Clone or download」→「Download ZIP」の順にクリックしていきます。すると、ダウンロードが始まります。

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Q2Aアップロードの前準備

これで2つのファイルをダウンロードできたはずなので、それぞれ解凍してください。

 

次に、Q2Aを日本語化するための準備をします。

先ほどダウンロードした日本語アドオンの中に「ja」をいうフォルダが入っています。これをQ2A本体にある「qa-lang」の方に入れてください。これだけで、Q2Aを日本語化するための準備は完了です。

 

次に、「qa-config-example.php」を「qa-config.php」という名前に書き換えます。(この点については、Yahoo!知恵袋や OK Wave のような Q&Aサイトを作る! - Yahoo!知恵袋を参考にしてそのまま従いました。どうしてリネームする必要があるのかはよくわかってません。ごめんなさい。)

 

さて、ここからがちょっと面倒くさくなってきます。先ほど書き換えた「qa-config.php」をテキストエディタで開いて編集していきます。

40行目あたりに、次のようなコードがあるはずです。

 

define('QA_MYSQL_HOSTNAME', '127.0.0.1'); // try '127.0.0.1' or 'localhost' if MySQL on same server
define('QA_MYSQL_USERNAME', 'your-mysql-username');
define('QA_MYSQL_PASSWORD', 'your-mysql-password');
define('QA_MYSQL_DATABASE', 'your-mysql-db-name');

 

これらの情報をレンタルしているサーバー・データベースのものと合わせてアップロードしていきます。具体的には、「127.0.0.1」「your-mysql-username」「your-mysql-password」「your-mysql-db-name」の部分を書き換えていきます。

順番に説明しますね。なお、僕はロリポップレンタルサーバーを使っているので、それに沿って説明させていただきます。

 

まずは、データベースの情報を確認しましょう。

ロリポップのユーザー画面にログインします。

すると、左側にメニューがずらっと並んでおりますので、その中から「WEBツール」→「データベース」とクリックしていきます。

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すると、次のような画面が出てきます。これを見ながら設定を進めて行きます。

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先ほど見た「qa-config.php」の127.0.0.1」には、MySQLのホストネームが入ります。

これは、上で見た画面の「サーバー」にあたります。

同じように、

 

your-mysql-username」→「ユーザー名」

your-mysql-password」→設定しているパスワード

your-mysql-db-name」→「データベース名」

 

を入れていきます。

パスワードについてはここで確認することができませんでしたので、僕は「パスワードを再設定する」を選択してパスワードを変更しました。そこで入力したパスワードを入れ込めばOKです。

(ただ、他にも同じデータベースを使っているWordPressなどのソフトウェアなどがある場合は、そちらのパスワードも変更しないとデータベースが使えなくなってしまいます。僕はそれで、一時WordPressが非表示になって焦りました。)

 

それが終わったら、テキストエディタで上書き保存してください。

 

アップロードする

いよいよQ2Aをサーバーにアップロードします。

アップロードするためにはFTPクライアントが必要だと思いますので、ご準備ください。Windowsの方はFFFTPMacの方はCyberduckなどを使うといいでしょう。

ここでは、MacCyberduckで説明を進めて行きます。

まだインストールしていないという方は、以下のリンクからどうぞ。

Cyberduck | Libre FTP, SFTP, WebDAV, S3, Backblaze B2 & OpenStack Swift browser for Mac and Windows

 

Cyberduckをインストールすることができたら、画面左上にある「新規接続」をクリックします。

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すると、次のような画面が出てきますので、項目を埋めていきます。

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「サーバー」には、ロリポップで設定している「FTPSサーバー」を入れてください。

同じように、「ユーザー」には「FTPWebDAVアカウント」を、パスワードには「FTPWebDAVパスワード」を入力します。

これらの情報は、ロリポップ!ユーザー専用ページで確認することができます。

 

無事に接続することができたら、あとは任意の場所にフォルダ毎アップロードするだけです!おめでとうございます!!

 

アップロード後

アップロードした後も、少しだけ設定が必要になります。

アップロードしたファイルの場所にアクセスすると、「Create Database including User Management」と書かれたボタンがあるかと思います。これをクリックして、次へと進みます。

すると、ユーザー登録画面になりますので、必要な項目を埋めていきます。ここで入力した情報に基づいて、あなたのアカウントが登録されます。

 

あとは、管理画面の「General」の「Site Language」から、サイト言語を日本語にしておきましょう。すると、日本語でQ2Aを使うことができます。

ここでテーマを選ぶことができるのですが、僕はひとまず「Snowflat」を使っています。この辺りは好みで選ぶと良いと思います。できることは変わりません。

 

CSSいじったりすれば、デザインも色々と変更できそうですね。以下のサイトもQ2Aで作られているそうです。

横浜生活応援サイト-ハマクエ

 

まとめ

これでQ2Aの設定は完了したかと思います。

Q&Aとしての基本的な機能は備わっていますので、まずは色々と試してみてください。僕も色々と試してみているところです。

立ち上げて2日目ですが、すでにスパムが数件来ておりますので、その対処で疲弊しそうではあります。その対策は、また後々考えていくことにします…

2017年にやりたいこと

2016年は目標を立てた割には達成率が微妙でした。どうせここで立てた目標なんて一週間もすればすっかり忘れてしまっているのですが、まあこのタイミングで考えなければずっと考えないので、これは仕方のないことなのだと自分に言い聞かせて奮い立たせながら、今年の目標をいまここで作っていきたいと思います。

 

 

140字小説を365本書く

しょっぱなから「絶対無理だろ…」感のある目標なのですが、立てるだけならお金も時間も必要としないのが目標。

昨年は300本書くという目標を立てながら、173作品しか書くことができませんでした。しかし、学生で暇な時間がたっぷりあったはずの2015年よりもたくさん作ることができました。これは、自分のやる気とインスピレーションをしっかりと管理してあげれば1日1本ペースも夢じゃないのでは…?と考えているところです。

とりあえず、元日に1本書きました。

 

毎日書くというのは無理な話なので、調子の良いときや休日に書いてストックを作ることができればいいなと考えています。

365本というわけで、基本的には毎日投稿するつもりでいます。サボってしまった日があったら、1日2本投稿する日を後で設けるなどして調節したいと思います。

 

140字小説アカウントのフォロワーを5000人にする

上記の目標に関連して。投稿を続けていればフォロワーは増えるはずなので、連動させて達成していきたいですね。

フォロワーを増やすことが140字小説を書いている目的ではないのですが、たくさんの人に読んでもらいたいという思いがあるので、具体的な数値目標を立てておきます。

 

本を100冊読む

読書に関しては、去年と同じ目標です。漫画は含まずです。

去年は仕事を始めたばかりということもあって35冊しか読むことができなかったので、時間の使い方を見つけてしっかりと読んでいきたいですね。

ざっくり月10冊、3日に1冊を目指す感じですかね。とは言え、去年は1ヶ月くらい平気で何も読んでいない期間とかあったので、仕組みを考えなければ達成できなさそうです。

ひとまず、3が日のうちは仕事が休みなので、できるだけたくさんの本を読もうと計画しています。1日は2冊読みました。

心機一転、読書メーターも新たにアカウントを取得してみましたので、よければフォローしていただけると嬉しいです。

bookmeter.com

 

具体的に100冊読む方法として…。

まず月の始めに、その月に読む本を10冊選びます。そしてどの順番で読むかを決めて、スケジュール帳にそれぞれの読了予定日を書き込んでいきます。

1月で挫折しそうな気もしますが、とりあえずこれで頑張ってみます。

 

Q&Aサイトを作る

とりあえず「作る」ということを目標にさせてください。今年の後半に入ってくらいから、ずっと小説を書く人のためのQ&Aサイトを作りたいねということを思っておりました。そんなの誰が使うのかという話ではありますが、エンジニアのためのQ&Aサイトで

であるteratailとかを見ていると、こういうニッチな分野に特化したやつも割と需要あるのではないかなあと考えております。

特に2016年は新たな小説投稿サイトがたくさん出てきましたし、電子出版事業も年々売り上げを伸ばしています。にもかかわらず、小説執筆に関するナレッジがほとんどインターネットに溜まっていないようにも思いますので、すでに運営している蓼食う本の虫と並行してやっていければなあという感じです。

本格的なサイトを作ろうと思うと、僕に技術的な知見がなくて達成が遠くなりそうなので、question2answerというものを導入してごにょごにょやってみようかと考えているところです。これでうまく回り始めたら、またそのときに考えます。

 

おわり

欲望は無限に出てくるので、ひとまずこのあたりにしておきたいと思います。

皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

2016年にやりたかったこと

今年の1月はじめ、遅々として進まない卒論から逃避するために、こんなエントリを書いていました。 

atohs.hatenablog.com

 

年の瀬ということで、この目標たちがどうなったのかということを振り返ってみようかと思います。

 

ちゃんと働く

これを最初の目標に掲げていました。当時、ちゃんと働けるか不安だったんでしょうね。途中で心が折れそうになったことも何度かありましたが、とりあえず退職することも欠勤することもなく、ここまで来ることができました。

働くって想像していたよりもしんどいなと思いました。大学時代に遊び呆けていた罰かもしれませんが。

でもまあ、「ちゃんと働く」は達成できているのでオールOKです。

 

同人誌を作る

2冊の同人誌を作ることを計画していました。

 

『LAZURITE』Vol.3

代表を務めている文芸同人「無間書房」の機関文芸誌です。5月の文学フリマ東京での販売を予定していたのですが、結局は10月の文フリ福岡でのお目見えとなりました。

Vol.4も計画中ですが、こちらもまた秋になるかなあという予想。できれば春のうちに出したいです!でもその前にVol.3が売れないと困ります!!通販もやっているので皆さま買ってください!!!

mugenshobo.booth.pm

 

140字小説集

こちらも、10月の文学フリマ福岡で販売を開始しました! 通販も行っております。

今回は過去作品の中からベストを収録するだけになってしまいましたので、今度は何か一人で企画を作ってみたり、書き下ろしの作品を掲載することができればと考えております。

LAZURITEとあわせて、こちらもどうぞよろしくお願いいたします。

mugenshobo.booth.pm

 

太宰治アンソロジー

これは達成することができませんでした。

何度かやろうと思っていたのですが、卒論が終わってから少し太宰熱が冷めたこともあり、僕の中で優先順位を下げておりました。

僕一人では荷が重い感じもしておりますので、編集部のコアメンバーを何人か集めてやってみようかなとも考えております。未定です。興味のある方は、お声がけください。

 

140字小説を300作品書く。

先ほど何作品書いたのか数えてみたのですが、目標には遠く及ばず173作品でした。でもまあ、去年よりもずっと多かったのでいいかなと思います。

特に、仕事から帰って来る時間に考えていたことが多かったように思います。来年も精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

twitter.com

 

本を100冊読む

こちらも目標には遠く及ばず、35冊となってしまいました。少ない!

なかなか仕事との折り合いがつかず、他のこともやっていたら読書量が少なくなってしまいました。来年は、もっと計画的に読書をしていかなければと思っています。

今年は、読んでいないながらも文芸の全体的な流れを追うことができていたように思います。ただ、追っているだけでは全く意味がないので、来年はここにどう乗っかるのかということを大切にしながら、読書を進めていきます。

 

Webをやる

やるやると言いながら、全くやることができませんでした。

自動で140字小説を作るスクリプトを書きたいというようなことだったのですが、今はそっちの興味が薄れてしまっています。

今の興味としては、掲示板とかQ & AサイトみたいなCGMを作ってみたいなと考えています。ただ、このあたりは自分のリソースをどれだけ割くべきかみたいなこともありますので、まあまた新年の目標として何らかを設定してみようかなという感じです。

 

あとーすログの月間PVを30万PVにする

(ノーコメントで)

 

まとめ

振り返ってみると、今年1年でできたことって少なかったなーという印象です。まあ、毎年そう思っているのですが。

ただ、同人誌を2冊出すことができたのは非常に良かったです。来年もこの調子で頑張るぞ!という感じ。

ただ、自分の作品作りや読書をもっと頑張らなければならないというのは反省点です。社会人も2年目に突入しますので、時間の作り方をもっとうまくしなければというところです。

皆さま、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

Amazonアソシエイトで紹介したものを買って貰えるとめちゃくちゃ嬉しい

Amazonアソシエイト・プログラムというものに参加しています。少しでもブログの収益化を考えたことがある方ならご存知だと思うのですが、要するにAmazonが提供しているアフィリエイトプログラムです。

 

Amazonアソシエイトのいいところは、自分が紹介した商品以外が売れた場合以外でも、紹介料が入るということ。どういう仕組みかというと、リンクをクリックしてから24時間以内にそのユーザーが商品をカートに入れると、それが紹介したのと全く違う商品であっても、紹介料が発生するんですね。(逆に言うと、紹介した商品が24時間後以降にカートに追加されても紹介料は発生しません。残念。)

 

だから、Aamzonアソシエイトの結果報告レポートとか読むと、自分が全く知らない商品ばかりが並んでいます。どのリンクをクリックした人がどの商品を買ったのか、というのが分からないのですが、成人向けの商品が結構売れていて、ドンキのそういうコーナーよりもAmazonの方が買いやすいのかななどと考えていました。

 

繰り返しになりますが、この制度、めちゃくちゃいいんです。だって、とりあえず自分が気になる商品を貼っておいて、それを踏んでくれた人が後から何か思い出して24時間以内にものを買ってくれれば、僕は何も関係ないのお金がもらえるんですから。「Amazonの存在を思い出させた」みたいな価値があるのかもしれませんが、普段からAmazonを使っている人は僕の存在がなくてもそのうち同じ商品をAmazonで買ってくれるんですからね。

 

ただ、報告レポートに知らない商品ばかりが並んでいると、何やってるんだろうなという感じがどんどんと強くなっていきます。これ、自分が紹介している意味が全くないんじゃないかとか。だから、自分が紹介した商品がダイレクトに売れていると、めちゃくちゃ嬉しいです。

 

ちなみに、最近紹介した商品で売れたのは、穂村弘氏の『はじめての短歌』です。主にTwitterで紹介しました。

 

Twitterなので検索などでの流入がないのですが、爆発的に広まったことで10人くらいの方に買っていただきました。何だたったの10人かと思われたかもしれませんが、これまで月に売れる商品が1〜2個、しかも自分が紹介していない商品ばかりだった僕からすれば、これは大事件でした。

 

僕は営業のお仕事をしていて、それとも関係することなのですが、自分で紹介した商品が買ってもらえるのってめちゃくちゃ嬉しいですね、『はじめての短歌』以外にも、書籍を中心にいくつかダイレクトで買っていただいた商品があります。

 

Amazonアソシエイトでお金がたくさん貰えるのかというとそんなことはないのですが、売れた商品の価格のうち平均して7%くらいはいただけるので、まあ何もしないよりは良いのかなあという気持ちです。

最近本を読めていないので、これはいいモチベーションになりそうだなと思いました。もちろん、お金をもらうために本を読むわけではないですけど、自分でしっかり読んで、いいと思ったら紹介して、そこからダイレクトに売れているという実感が得られるのはとてもいいです。

 

というわけで、穂村弘『はじめての短歌』は文芸を志す人にはとてもおすすめできる本なので、みんな読んでみるとよいと思います。ビジネスマン向けのワークショッップを本にしたものらしい(!)ので、そっち方面の人が読んでも面白いかも。

 

はじめての短歌 (河出文庫 ほ 6-3)

はじめての短歌 (河出文庫 ほ 6-3)