あとーすログ

文芸、演劇、カメラ、インターネットが好きです。

Googleフォームを使って100件以上のアンケートを集めるための覚え書き

このブログやtaskey Uで記事を書くために、あるいは無間書房ラヂヲでのネタにするために、Googleフォームでアンケートを取ることがあります。アンケートは基本的に回答件数が多いほど色々なことに使えるので、僕もなるべくたくさんの回答を集めることができるように色々と工夫しています。

そこで今回は、僕がアンケートを取るときに気をつけていることをいくつか書いていこうと思います。

 

アンケートの内容・タイトルは興味を引くものに

企業のアンケートなんかではよく「回答していただいた方から抽選で○名様に~」というように回答するメリットを付与しようとするものが多く見受けられます。しかし

Googleスプレッドシートでアンケートをしようという方は、恐らくそういう特典を付けることは考えていないのではないでしょうか。考えている方がいれば、たぶんその特典付けるだけで100件は集まると思います。

そこで、アンケートを見た方が思わず答えたくなるような内容・タイトルにすることが重要だと考えます。

「内容」に関しては、アンケートを取る「目的」に関わる部分なので、変更が難しいかもしれません。記事用にアンケートを取るときは、いくつか案を出し、アンケートで回答が集まりそうなネタをわざわざ選ぶこともあります。しかし、そうすることができない場合ももちろん多々あるわけで……。

そういう場合は、せめてタイトルだけでも回答者の興味を引くものにするべきだと考えています。

たとえば、

「日本近代文学に関するアンケート」

よりも、

「あなたの好きな日本の文豪は誰?」

というタイトルの方が、回答者の興味を引くのではないかなと思います。ポイントは、タイトルを見るだけでアンケートの内容がある程度分かるようにするということ。漠然としたタイトルでは、そもそもアンケートへのリンクすら踏んでくれない可能性があります。

このタイトルでアンケートを取る場合、「好きな日本の文豪」以外にも「日本近代文学」について色々と尋ねたいことがあるかもしれません。その場合は、「好きな文豪」を最初の質問に持ってきて、それとうまく絡める形で他の質問を設置しましょう。

 

質問数はなるべく少なく

無駄な質問はなるべく控えるようにしましょう。項目が20個とかあると、途中で答えるのをやめてしまう可能性があります。

もちろん、自分が欲しい情報はしっかりと質問に含めるべきです。しかし、余計な質問は削った方が回答者としては答えやすいです。

たとえばアンケートを取るときに「年齢」「性別」「職業」などの属性を尋ねる場合がありますが、この辺りも不要であればガンガン削りましょう。僕の場合は特に「職業」を尋ねる必要性を感じることがほとんどないので、だいたいのアンケートでは削っています。

 

なるべく「ラジオボタン」を使う

自分で文字を打つスペースが多いと、書いているうちに嫌になってきてしまう回答者もいると思います。僕がそうです。

先ほど挙げた年齢や性別など、できるだけラジオボタンを使って選択できるようにしましょう。

また、質問も自由に書いてもらうよりもラジオボタンで回答してもらった方が回答者の負担が少なくなります。もちろん、これはアンケートの種類によっては難しいと思うので、あくまで参考程度にということで。

 

アンケートの露出を増やす

すごく当たり前のことを書くんですけど、アンケートへのリンクを多くの人に見てもらわなければ、たくさんの回答を得ることはできません。ですから、アンケートがなるべく多くの人の目に触れるようにしましょう。

僕の場合は、Twitterを頻繁に使うので、タイムラインに何度か流すことで目標の数字を大抵突破することができます。リアルでの友だちが多い人であれば、LINEのグループやFacebookに投稿するのが有効かもしれませんね。

特にTwitterの場合は、同じ投稿を数回したくらいでは気にする人はあまりいないと思います(フォロー数が少ない人に鬱陶しがられるかもしれませんが……)。

目的の回答件数に達するまでは、何度もアンケートのURLを流しましょう。

 

まとめ

元も子もないことを言ってしまえば、Twitterのフォロワーが多かったり友だちが多かったりすれば、それだけでたくさんのアンケートを集めることができます。しかし、そうやって油断してアンケートの内容に気を配っていないと、回答が全然集まらないなんてこともありえます。経験談です。

逆に言えば、フォロワーがそれほど多くなくても、アンケートが回答しやすいものであれば、たくさんの回答を得ることができるでしょう。

ここに書いていることはあくまでも基本的なことなので、皆さんで独自のアレンジをしてみてください。

 

以上、暖かい布団の中より、愛をこめて。