あとーすログ

文芸、演劇、カメラ、インターネットが好きです。

大帝ポペ「虚ろな舟」を観て

大帝ポペ「虚ろな舟」を観劇した。作・演出は井上・F・ゴム氏。大帝ポペの芝居を観るのはこれが初めてだったのだけど、Wキャストということもあり、日曜の昼・夕方と2回観劇した。

来月には福岡公演もあるとのことだが、熊本での公演は一旦終了ということで、ここでは内容にも触れながら感想を書いていきたいと思う。アンケートでは「大変面白かったです。ありがとうございました。」と書いただけだったので、大変素晴らしかった「虚ろな舟」への思いをつづることができればと思う。

 

スクールカーストという呪い

この芝居は、とある森の中で舟の「舳先(へさき)」と思われる部分が掘り起こされ、それを見に来た5人が舟の中に閉じ込められてしまうところから始まる。

この後の展開について、パンフレットの中で代表の寺川長さんは以下のように書いている。

突然ですが、皆様は「スクールカースト」という言葉をご存知でしょうか。

(中略)

今回のお話はこのカーストを軸に話が進みます。

彼らもやはり「宿命」の存在に気づきます。

彼らに「革命」は起こるのか?

そしてあなたの「宿命」はなんなのか?

 それぞれの自己紹介が終わった後、舞台ではそれぞれの過去の回想が始まる。幼稚園の頃から始まって、スクールカーストの存在する高校時代へ。

ここで注目したいのは、それぞれが過去を振り返っているはずなのに、舞台の上でそれぞれの過去が溶け合い、共有されてしまうということ。そのように共有することを許すのが「スクールカースト」という装置だ。20代〜40代まで年代もバラバラなはずの5人は、スクールカーストでそれぞれ別の階層に位置していた。だからこそ、それぞれの思い出の中へと補完的に登場することができたのだ。もちろん、それぞれが固有に持つ記憶もある程度はあったけれど、どんどんと個人としての顔は失われていくように思う。彼らは、誰もが通る「スクールカースト」というヒエラルキーを利用して、カテゴライズされた人々を同時に演じている。しかも、そのヒエラルキーはここ数年の学校空間に特有のものではない。「スクールカースト」という概念が存在しなかっただけで、「派手な子」「地味な子」というようなヒエラルキー的意識はどの年代の人も持っていたはずだ。彼らは5人で5人を演じているのではない。5人で1億人を演じているのだ。僕らは等しく、スクールカーストという自然発生的な制度に呪われている。そしてその呪いが学校を卒業した後もつきまとうということがこの芝居の上で表現されていた。ナンバーツーであった高月は、ナンバーワンであった梛木にはどこまでいっても勝てない。それは芝居の冒頭で、梛木が場を「仕切り」始めたときに不快感を露わにしたところからも伺い知ることができるし、最後に「やっぱり勝てない」と言い、食糧を探しに出る梛木に高月がついて行くところは完全に二人の主従/階層を表している。

このようにして、次第にそれぞれの顔が溶けて能面のようになり、5人はそれぞれの階層の概念としてしか舞台上で機能しなくなっていく。端的に言えば、アイデンティティーの危機である。後半で、梛木は船内に用意された謎のスイッチを押してしまう。それを押すと、繰り返し「あなたは誰ですか?」という問いが繰り返される。これは当然、「私はヒルコだ!」という返答を引き出すための装置ではあるのだけど、それだけではないんじゃないのかと思う。「あなたは誰ですか?」という機械仕掛けで平坦に繰り返される問いは、僕の中でそれぞれの登場人顔の顔の喪失をさらに強固なものとした。5人は1億人を演じている。当然、僕らもその1億人の中に含まれている。ゆえに、「あなたは誰ですか」という問いは、あの舞台の上で概念として溶け合ったしまった僕らに発せられた問いなのだ。

 

神様ー人間ー蟻のメタ構造

次に注目したいのは、この芝居のメタ構造についてだ。基本的には、神様ー人間ー蟻というように上から下へと連なっている。

この構造が象徴的に現れている2つのシーンがある。1つは、梛木が非常ベルを押し、それをあわしまのせいにするシーン。もう1つは、それと非常に酷似した天上でのシーンだ。後者がどうして天上のシーンだと判別できたのかというと、人物が一様に天使の輪のようなものを被り、雅な言葉で話していたからだ。前者のシーンでは、あわしまは「蟻が死んでいる」と良い、後者のシーンでは「セベリン(=人間)が死んでいる」という。ところで、あまり重要な点ではないと思うが、天上で押された非常ベルらしきもののせいで人間がたくさん死んでいるところをみると、あれはパンドラの匣のようなものだったのかもしれない。

さて、天上の人物はそれぞれが「ポーリーン」「ドリス」などと呼ばれていた。観劇中はこれが何のことを表しているのか分からなかったのだが、調べてみると沼山正三による小説『家畜人ヤプー』の登場人物であることがわかった。名前だけは知っているが、まだ読んだことはない。調べてみると、上に書いた「ポーリーン」「ドリス」などは白人で、『家畜人ヤプー』の中では神様として扱われている。また、物語の主人公となる過去から来た日本人の名前は「瀬部麟一郎(せべりんいちろう)」。劇中で人間が「セベリン」と呼ばれているのは、ここから来ているものと思われる。

そもそも、この芝居が神話と深い関わりを持つことは登場人物の名前が示している。ここでいう神とは、『家畜人ヤプー』に登場する白人のことではなく、日本神話に出てくる神々だ。

 

・梛木伊佐男(なぎいさお)→イザナギ

・高月清見(たかつききよみ)→ツクヨミ

・天沼昼子(あまぬまてるこ)→アマテラス

・諏佐野興高(すさのおきたか)→スサノオ

 

また、天沼昼子は、物語の途中で自分のことを「ヒルコ」と称する。ヒルコは、イザナギとイザナミが最初に生んだ不具の子どもだ。そして、その次に生まれたのが同じく不具の子である「アワシマ」。あわしまが人語を解さない、奇妙な存在として描かれていたのは、日本の神話に依拠しているからこそなのだ。また、ヒルコは生まれてすぐに葦の舟に乗せられて島流しにさせられており、これも「虚ろな舟」の構造と一致する。

昼子は冒頭で、閉じ込められた舟のことを旧約聖書に出てくる「ノアの方舟」ではないかというが、この芝居に登場するのは徹頭徹尾、「日本書紀」「古事記」に登場する神々なのだ。

ところで、ここでは便宜上、神様→人間→蟻という階層構造を作ったけれど、本当にこれは正しいのだろうか? 神様→人間のベクトルは疑いがない。パンドラの匣めいたスイッチを押すことで人間は死んでしまうし、人間をコントロールする遊びを天上で行なっている(余談だけど、その遊びの中で「この絵描きを王にしよう」というセリフがあって、ヒトラーのことかな? と思ったりした)。

ところが、蟻は梛木が非常ベルを押したことで死んでしまったのだろうか? 恐らくそうではない。もっと直接的・物理的に触れ合った結果、この蟻たちは死んでしまったのだろう。

また、もう一つ興味深い事実がある。それは、劇中の講義で語られる蟻の誘引フェロモンと同じような構造でもって、人間たちが舟におびき寄せられているということだ。これは、神様→人間→蟻という階層構造ではなく、神様→人間←蟻という構造があることを示しているのではないだろうか。なんてことを少し思ったりした。この点に関しては、少し根拠が弱い気がする。でも、神様→人間と同じような構造として人間→蟻と捉えるのは、人間の傲慢というような感じがしないでもない。別にそういう構造として仕組まれていても読み取っても問題ないとは思うんだけど、読み取る側としては、安易にそう考えてしまうのは危険かなという気がする。

 

侵食する舞台

メタ構造を有し、1億人の中に僕らまでも取り込まれるこの芝居において、やはり役者は客席の側に侵食してくるような演出が多々見受けられるように思われた。それは、全貌を理解しておらず、一つひとつのセリフを初めて聴く一回目の方で顕著だった。

最初の講義のシーンで諏佐野が客席に向けて語りかけてくるシーンもそうだし、幕間の休憩時間中に、あわしまが一人で客席に語りかけてくるところも、芝居のフィクションと客席のリアルとの境界を溶かそうとしているように感じられた。

 

ヒルコのアイドル化

舟が飛び立つ寸前、ヒルコがアイドルになったのは面白いなと思っていて、アイドル=偶像なので、あの時点でヒルコは神となってしまったと解しても良いと思うん。そもそも、天沼昼子という人物をどう捉えていいのか掴みかねているところがある。というのも、上で書いたように彼女はヒルコであると同時にアマテラスでもあるのだ。また、ヒルコとして人間たちを宇宙の彼方に連れて行くことに、神話的意味はあるのだろうか? こちらは、蟻の生態とリンクさせられていると考えるのが自然だろうか…。

 

あわしまの誕生

最後にあわしまが誕生するシーンがあるけれど、あそこも僕は意味を掴みかねている部分がある。生まれて来た子どもを殴れずに受け入れ、抱きしめたことには、作中で言われていた「繰り返される暴力」を止めたという意味がこめられているのだと思った。しかし、そこで生まれて来たあわしまのことを「お母さん」と読んだことの意味は何だろうか。

 

そのほか

梛木役はイケメンでしか成立しなくて、まさに長さんがドンピシャという感じ。途中で脱いだ時も、腹筋が綺麗に割れててすごくかっこよかったです。

長さんの芝居がすごく好きなんだよなあと思って見ていた今回。でも、前回に芝居を見たのっていつだろうと考えると、実は劇団モノクローズのぷち公演「ハイ、チーズ」が最後なのではなかろうか。酔っ払い役がすごく好きだった。となると、これが2013年夏のことなので、もうかれこれ3年半以上前のことになってしまうのか…。

恐らく何かのワークショップで一緒になったことがあるのですが、発話の瞬発力があるし面白いしイケメンだし、なんかもう完璧なのでは…。

 

それと、今回はあわしまがダブルキャストだったわけですが、全く印象が違っていてびくりしました。あたりまえなんだけど…。ごく端的かつ乱暴に言えば、土山さんが天使ではまもとさんが悪魔という感じがしました。土山さんの方は、劇中歌である「暗い日曜日」を歌ってるとき、目に涙をためているのが印象的でした。

 

まとめ

感想というよりは悪いオタクの考察みたいになってしまった(というか悪いオタクの考察そのもの)のですが、とても面白く、次の公演が非常に楽しみになりました。次回もぜひ、福岡だけではなく熊本でもやってください…!!

個人として認識されるのが死ぬほど嬉しいんだ

去年の4月から新卒の社会人として働いていて、まあこんな時代だしいつかは転職するのかもしれないなあなどと考えていて、いくつかの転職サイトに登録している。

たまにスカウトメッセージが届くのだけど、確認してみると、どう考えてもコピペで色んな人に送っているとすぐに分かるものばかり。冒頭に名前はついているけれど、中身の文章にはあたりさわりのない文章が書き連ねられている。

別にそれが悪いわけではない。ある程度セグメントしてメッセージを送れば、そこからある程度の人たちがリアクションをするのだろう。たくさんの人に一度に送ることができるし、そこからコンバージョンがあるならば、これは効率が良い作戦ということになる。

でも、やっぱり受け取る側としては、コピーペーストで色んな人に送られているメールを受け取っても、嬉しくもなんともないのである。

 

随分前から、クラウドワークスやランサーズといったサイトにも登録している。もう全然使っていないのだけど、仕事依頼のメッセ―ジが来るとメールが飛んでくる設定になっているので、仕方なく見てみたりする。

もちろん、こちらも転職サイト同じような内容で、「あなたのプロフィールを見て~」なんて書いてあるけれど、仕事の内容や文章を見れば、適当な人にばらまいているというのが一目で分かる。第一、僕はプロフィールにほとんど何も情報を載せていない。

 

なんて思っていたときに、PVモンスター というサイトに出会った。いかにも怪しい名前のサイトである。

とりあえず概要を見てみると、在宅でライティングをしている人のためのマッチングサービスらしい。と書くと、上述したクラウドワークスやランサーズと変わらないんだけど、PVモンスターが他のサービスと違うのは、報酬が納品した記事の閲覧数によって決まるということ。

正直に言うと、全くここで何かを書いてみようという気持ちはなかったんだけど、面白そうだからと思って登録だけしてみた。実際に、これまで何か記事を納品したこともない。

登録は承認制になっていて、これまでの実績を登録する必要がある。僕の場合、このブログと蓼食う本の虫を実績として載せたら承認してもらえた。この規模でも承認してもらえるので、割と簡単に審査は通るのではないかと思う(保障はしないけど…)。

 

上にも書いたように記事の納品なんかは全然していないんだけど、このサービスに登録して一つ嬉しかったことがある。

それは、PVモンスターの担当の方から提案のメールが来たことだ。

僕は、他のサービスと同じようにてっきりコピペのメールだと思っていたのだけど、目を通してみるとちゃんと僕のブログを見てメールを送ってきていただけているということが分かった。

以下が、受け取ったメールの一部である。

 

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もちろん、同じような内容のメールをたくさんの人に送っているのだと思うけど、このようにほんの少しでも「自分が個人として認識されている!」と思えるのは本当に嬉しいことなのだと改めて実感した。

 

誰かに個人として認識されるというのは、自分が何者かになることだ。

家のお風呂が壊れていて、ここ2ヶ月銭湯に行っているのだけど、先日お金を払うときに初めて「いつもありがとうございます」と言われた。そのとき、僕は「お風呂に入りに来る人」から「いつもお風呂に入りに来る人」になれたのだ。

思えば、僕はずっとそうして何者かになりたくて頑張ってきたような気がする。大学の講義でも、最前列に座って先生の話を熱心に聞いていた。演劇をやるときも、アンケートに自分の役について特に書かれていると最高に嬉しい。近所のセブンイレブンで、何も言わないのに「ナナコですね!」と言われると少し恥ずかしいけれど、やっぱりいい気分なのだ。

 

自分がされても嬉しいことは他の人にもしていきたい。あまり話したことのない人もちゃんと名前で呼ぶとか、全体だけでなく個々人も褒めていくとか、そういう照れくさいけれど些細でいつでもやれそうなところから、始めていければなあと思う。

 

僕は全く時間がなくて触れていないのですが、PVモンスターも非常に面白いサイトだと思います。クラウドソーシングサービスやブログアフィリエイトより儲かるかというと人それぞれだと思いますが、まずは試してみるのもいいのではないでしょうか。

 

ミュージカル「CAPPA!」を終えて

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何事も終わってしまえばあっという間だったなという感情しか残らなくて、今回の「CAPPA!」も例に漏れずといった感じです。

 

元々は昨年の7月に行われるはずだったこの公演。震災の影響で延期となり、夏には予告編となる「プレCAPPA!」を上演。それからまた7ヶ月の時を経て、今回の「CAPPA!」本公演へと至ったわけです。

 

そう考えると、足掛け1年以上も稽古をしていたことになります。その他にもいくつか公演はあったし、数度しか稽古のない月もあったけど、それでもこの1年間はずっと「CAPPA!」が頭の片隅にいた。それが終わってしまったというのは、なんだか不思議な気持ちがします。

 

高校生の頃の自分に「23歳になっても演劇やってるよ」と言っても、それほど驚かないのではないかなと思います。当時は演劇とは無縁の生活を送ってたけど、小説を書くのは好きだったし、演劇部に興味がないわけじゃなかった。

だからこそ、大学2年生になるタイミングで、演劇部に入るという選択ができたんだと思います。

でも、ミュージカルに出てるよと言ったら、さすがに信じないかも。しかも熊本で。さらにさらに、のべ1500名もの人たちの前で。これは、大学2年生の自分も3年生の自分も信じないかかもしれない。全くそういう世界とは無縁に生きて来たから。

僕にとって演劇というのはほとんど呪いみたいなもので、やめようと何度も思ったのにまだずるずると続けている。これはいろんな方に失礼かもしれないなと思いつつ、正直に書くのですが、僕には演劇に対する主体性というものがほとんどありません。呼ばれたら出る、というスタンスでここ一年は瀬上大吉氏によく召喚されています(もしかすると、大吉氏が呪いの正体なのかもしれない)。

でももちろん、嫌いだったら演劇なんてやってるわけがなくて、誘われたら出ますって即答しちゃうし、ところがいざ稽古が始まってみると休みが潰れるのでなんで引き受けちゃったんだろうとか考える。けれど、やっぱり終演後のあの達成感だけは、何物にも代え難い。なんて表現を使うと陳腐になってしまうのですが、僕にとって何物にも代え難いものって、実はこの「終演後の達成感」くらいかもしれない。もっと演劇を大事にしなくちゃ。

 

「CAPPA!」で一番好きな登場人物を選ぶとすれば、セトハかなあと思っています。もちろん、他の登場人物にもそれぞれ個性があってたいへんおもしろいんだけど、セトハが頭一つ抜きん出ているように感じます。

どのような環境においても、常に下から這い上がる力。決してナンバーワンやナンバーツーにはなれなくて、ナンバースリーの位置から野心をめらめらと燃やしている。そういう人間らしさ(キャッパなんですけど)が大変個性的で面白いなあと感じました。

 

他にも色々と書きたかったのですが、思い出にばかり浸ってもいられないのでこの辺りにしておきます。

 

次はダイナソーミュージアムの第三回公演に出演いたします。お時間ある方はぜひ。

 

レモンの花の咲く丘へ~その日のために~

 

2017年1月に読む予定の本たち

先日、1年の目標として年間で100冊の本を読むことを掲げました。

 

atohs.hatenablog.com

 

去年が35冊ということで、普通にやっていては達成できないので、とりあえずこれから読む本をリストアップしておくことに。3日に1冊は読むぞと意気込んでいるのですが、500ページくらいある本とか無理そうだなあという感じがしています。まあ、頑張ります。

とりあえず、元日から3日にかけて4冊の本を読みました。いい滑り出しです。貯金しておきました。

 

みだれ髪 (新潮文庫)

みだれ髪 (新潮文庫)

 

ここのところ短歌に興味が出てきたのですが、昔の作品てほとんど読んだことがなかったなあと思ったので、ずっと前に買っていたものを読んでみました。

正直な感想を言うと、現代とは言葉遣いが違っているので、なんだか反則っぽいなと思いました。半分くらい意味がわからないやつもあるし。でも古びた言葉が心地いい場合もあり、もっと勉強しないとなあという気持ちになりました。

 

[実況]経営戦略教室 (グロービスMBA集中講義)

[実況]経営戦略教室 (グロービスMBA集中講義)

 

貸していただいたので読みました。スケールメリット、差別化戦略、ブルーオーシャンと、聞いたことのあるような概念をさらいなおすことができ、頭の中で色々な情報がつながった感じ。少し仕事で考え事をする必要のあるやつができたので、ここで勉強したことを少し応用してみようかなと思います。

 

十年後のこと

十年後のこと

  • 作者: 東浩紀,絲山秋子,岡田利規,角野栄子,長嶋有,中村文則,姫野カオルコ,松田青子,森絵都,横尾忠則
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2016/11/29
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログ (1件) を見る
 

様々な表現者が「十年後のこと」について書いています。そういえば、東浩紀「時よ止まれ」は文藝掲載時に読んだなあと思い出しました。

どれもSFか幻想文学っぽくなるのが面白い。壇蜜の作品は、まさにショートショートという感じだったのをよく覚えています。個人的には、最果タヒ「愛はいかづち。」を読めただけで満足。 

 

大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇 (幻冬舎文庫)

大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇 (幻冬舎文庫)

 

 見境なく前田司郎の作品を買っていたときがあって、その時に偶然手にしたやつです。他にも買ったはずなんだけど、どこに行ったのか分からなくなってしまいました。あるいは、他に買ったやつはもうすでに読んでしまったのかもしれません。

これを読んだ後に映画の予告編を見たんですけど、小説を読んだときの印象と全然違っていてびっくりしました。映画も見てみたいです。

 

これから読むやつ

というわけで、これから読む予定のやつを挙げておきます。誰の役に立つのかはわかりません。

 

 

夜行

夜行

 

 久しぶりの森見登美彦。結構読み損ねているなあと思っていたのですが、意外と森見作品は読んでいました。直木賞にもノミネートされましたし、ちゃんと追っかけとかないといけないなあと思って購入しました。

ホラー作品という風に聞いているのですが、宵山万華鏡みたいな感じなのでしょうか。

 

 

創作の極意と掟

創作の極意と掟

 

 筒井康隆による小説指南書。帯に伊坂幸太郎の推薦文があったので、非常に楽しみにしています。そういえば、筒井康隆の小説ってあまり読んだことがないような…。

 

 

マリアビートル (角川文庫)

マリアビートル (角川文庫)

 

 グラスホッパーの続編。500ページくらいあるので、かなり鬼門のような気がしています。

実は伊坂作品でグラスホッパーは割りと好きではない方の部類なので、これはどんな感じかなあと今から少し不安です。不安ばかりだ…。

 

 

確率思考の戦略論  USJでも実証された数学マーケティングの力

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力

 

 お勉強の時間です。数式がちらちら見えているのですが、卒倒しそうです。

 

 

掏摸(スリ) (河出文庫)

掏摸(スリ) (河出文庫)

 

 20ページくらい読んで放置していました。聞いたところによると中村文則の代表作っぽいので、早く読んでおきたいです。中村文則ってそういえば「私の消滅」くらいしか読んだことがないような。

 

 

絶叫委員会 (ちくま文庫)

絶叫委員会 (ちくま文庫)

 

 穂村弘のエッセイをいくつか買っていて、これもそのうちの1冊。未だに歌集を読めていません。

 

 

セカイ系とは何か (星海社文庫)

セカイ系とは何か (星海社文庫)

 

 ちょっとだけお勉強です。

 

 

最低。

最低。

 

 50ページくらい読んで挫折していたので、とりあえず予定に組み込んでいます。

 

 

 

以上です。1月はあとこの9冊を読む予定です。また感想など書くかもしれません。どうぞよろしくお願いいたします。

Question2Answerを使ってさくっとQ&Aサイトを作ってみた

去年から小説を書く人のためのQ&Aサイトを作りたいなと思っていたのですが、お仕事はバリバリの営業職でエンジニアともWebデザイナーとも程遠いところにいるので、自分で作るのは諦めていました。

そこで、前から別のブログで使っているWordPressでどうにかできないかと探して見たところ、いくつかQ&Aサイトを作るためのプラグインが見つかりました。

しかし、僕が使っているテーマとの兼ね合いかデザインは崩れてしまうし、ブログ執筆用のアカウントとQ&Aページ用のアカウントがごっちゃになったりして、あまりいい状態とは言えませんでした。

 

これは自分で勉強して構築するしかないのか…? と思った矢先、検索しているとQuestion2Answer(以下、Q2A)というフリーソフトウェアを見つけてそれを使って見ました。

ただ、日本語で解説されているページがほとんどなく、本当に導入できるのだろうかと挑戦しようと思っては何度も直前でやめてしまっていました。

しかし、躊躇していたはいつまで経っても前には進まないと先ほど一念発起。すると、ものの30分くらいで初期設定は完了してしまいました。まだまだ改善の余地はありますが、とりあえずこれで一通りのことはできます。

作ったサイトはこちらです。

Genko

前述の通り、小説を書く人のためのQ&Aサイトです。執筆したり作品を発表したりする上で何か困ったことがあったら、ぜひ質問してみてください!

 

インストールする前準備

サーバーをすでに持っているという方は、読み飛ばしていただいて構いません。

僕はブログを運営している関係ですでに持っていたのですが、Q2Aをインストールするためのサーバーを準備する必要があります。とりあえず安いレンタルサーバーで大丈夫でしょう。ちなみに、僕が使っているのはロリポップのライトプランです。月額250円から。

もう一つ下にエコノミープランというやつがありますが、こちらはデータベースを使用することができないので、Q2AやWordPressを使いたい方は、ライトプラン以上を選択しましょう。

 

 

もちろん、他のサーバーを使っても良いでしょう。大抵のところは10日間くらい無料でお試しできるので、それでしっかり動くかどうか確認するのが吉です。

 

ドメインは、取りたいなら取れば良いですし、とりあえず動かしてみたいというくらいだったら取らなくてもいいでしょう。僕はムームードメインで取得しています。

 

 

 

Q2Aをインストールする

では、実際にQ2Aをレンタルサーバーに入れていきましょう。

日本語の記事は少なかったのですが、以下の記事を参考にして無事にインストールを完了することができました。ありがとうございます!

Yahoo!知恵袋や OK Wave のような Q&Aサイトを作る! - Yahoo!知恵袋

Question2Answerを利用してQ&Aサイトを制作しました | OXY NOTES

Q2Aをロリポに試しで入れてみたら、WPブログがぶっ壊れて焦りました。 – ブログ名の設定は、まだ。

 

Q2Aをダウンロード

まずはQ2Aを手にいれるところから。以下の公式サイトへいきましょう。

Question2Answer - Free Open Source Q&A Software for PHP

以下の写真のようなページに行きますので、赤枠で囲ってあるリンクをクリックします。すると、ダウンロードが始まります。

f:id:ATOHS:20170103095304p:plain

 

また、このままでは英語でしか使うことができないので、日本語化するためのアドオンを手に入れます。

サイト上部にある「Add-Ons」をクリックします。

f:id:ATOHS:20170103095547p:plain

 

日本語化するためのアドオンがほしいので、それをクリックします。

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GitHubの画面に飛びますので、「Clone or download」→「Download ZIP」の順にクリックしていきます。すると、ダウンロードが始まります。

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Q2Aアップロードの前準備

これで2つのファイルをダウンロードできたはずなので、それぞれ解凍してください。

 

次に、Q2Aを日本語化するための準備をします。

先ほどダウンロードした日本語アドオンの中に「ja」をいうフォルダが入っています。これをQ2A本体にある「qa-lang」の方に入れてください。これだけで、Q2Aを日本語化するための準備は完了です。

 

次に、「qa-config-example.php」を「qa-config.php」という名前に書き換えます。(この点については、Yahoo!知恵袋や OK Wave のような Q&Aサイトを作る! - Yahoo!知恵袋を参考にしてそのまま従いました。どうしてリネームする必要があるのかはよくわかってません。ごめんなさい。)

 

さて、ここからがちょっと面倒くさくなってきます。先ほど書き換えた「qa-config.php」をテキストエディタで開いて編集していきます。

40行目あたりに、次のようなコードがあるはずです。

 

define('QA_MYSQL_HOSTNAME', '127.0.0.1'); // try '127.0.0.1' or 'localhost' if MySQL on same server
define('QA_MYSQL_USERNAME', 'your-mysql-username');
define('QA_MYSQL_PASSWORD', 'your-mysql-password');
define('QA_MYSQL_DATABASE', 'your-mysql-db-name');

 

これらの情報をレンタルしているサーバー・データベースのものと合わせてアップロードしていきます。具体的には、「127.0.0.1」「your-mysql-username」「your-mysql-password」「your-mysql-db-name」の部分を書き換えていきます。

順番に説明しますね。なお、僕はロリポップレンタルサーバーを使っているので、それに沿って説明させていただきます。

 

まずは、データベースの情報を確認しましょう。

ロリポップのユーザー画面にログインします。

すると、左側にメニューがずらっと並んでおりますので、その中から「WEBツール」→「データベース」とクリックしていきます。

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すると、次のような画面が出てきます。これを見ながら設定を進めて行きます。

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先ほど見た「qa-config.php」の127.0.0.1」には、MySQLのホストネームが入ります。

これは、上で見た画面の「サーバー」にあたります。

同じように、

 

your-mysql-username」→「ユーザー名」

your-mysql-password」→設定しているパスワード

your-mysql-db-name」→「データベース名」

 

を入れていきます。

パスワードについてはここで確認することができませんでしたので、僕は「パスワードを再設定する」を選択してパスワードを変更しました。そこで入力したパスワードを入れ込めばOKです。

(ただ、他にも同じデータベースを使っているWordPressなどのソフトウェアなどがある場合は、そちらのパスワードも変更しないとデータベースが使えなくなってしまいます。僕はそれで、一時WordPressが非表示になって焦りました。)

 

それが終わったら、テキストエディタで上書き保存してください。

 

アップロードする

いよいよQ2Aをサーバーにアップロードします。

アップロードするためにはFTPクライアントが必要だと思いますので、ご準備ください。Windowsの方はFFFTPMacの方はCyberduckなどを使うといいでしょう。

ここでは、MacCyberduckで説明を進めて行きます。

まだインストールしていないという方は、以下のリンクからどうぞ。

Cyberduck | Libre FTP, SFTP, WebDAV, S3, Backblaze B2 & OpenStack Swift browser for Mac and Windows

 

Cyberduckをインストールすることができたら、画面左上にある「新規接続」をクリックします。

f:id:ATOHS:20170103105319p:plain

 

すると、次のような画面が出てきますので、項目を埋めていきます。

f:id:ATOHS:20170103105414p:plain

「サーバー」には、ロリポップで設定している「FTPSサーバー」を入れてください。

同じように、「ユーザー」には「FTPWebDAVアカウント」を、パスワードには「FTPWebDAVパスワード」を入力します。

これらの情報は、ロリポップ!ユーザー専用ページで確認することができます。

 

無事に接続することができたら、あとは任意の場所にフォルダ毎アップロードするだけです!おめでとうございます!!

 

アップロード後

アップロードした後も、少しだけ設定が必要になります。

アップロードしたファイルの場所にアクセスすると、「Create Database including User Management」と書かれたボタンがあるかと思います。これをクリックして、次へと進みます。

すると、ユーザー登録画面になりますので、必要な項目を埋めていきます。ここで入力した情報に基づいて、あなたのアカウントが登録されます。

 

あとは、管理画面の「General」の「Site Language」から、サイト言語を日本語にしておきましょう。すると、日本語でQ2Aを使うことができます。

ここでテーマを選ぶことができるのですが、僕はひとまず「Snowflat」を使っています。この辺りは好みで選ぶと良いと思います。できることは変わりません。

 

CSSいじったりすれば、デザインも色々と変更できそうですね。以下のサイトもQ2Aで作られているそうです。

横浜生活応援サイト-ハマクエ

 

まとめ

これでQ2Aの設定は完了したかと思います。

Q&Aとしての基本的な機能は備わっていますので、まずは色々と試してみてください。僕も色々と試してみているところです。

立ち上げて2日目ですが、すでにスパムが数件来ておりますので、その対処で疲弊しそうではあります。その対策は、また後々考えていくことにします…

2017年にやりたいこと

2016年は目標を立てた割には達成率が微妙でした。どうせここで立てた目標なんて一週間もすればすっかり忘れてしまっているのですが、まあこのタイミングで考えなければずっと考えないので、これは仕方のないことなのだと自分に言い聞かせて奮い立たせながら、今年の目標をいまここで作っていきたいと思います。

 

 

140字小説を365本書く

しょっぱなから「絶対無理だろ…」感のある目標なのですが、立てるだけならお金も時間も必要としないのが目標。

昨年は300本書くという目標を立てながら、173作品しか書くことができませんでした。しかし、学生で暇な時間がたっぷりあったはずの2015年よりもたくさん作ることができました。これは、自分のやる気とインスピレーションをしっかりと管理してあげれば1日1本ペースも夢じゃないのでは…?と考えているところです。

とりあえず、元日に1本書きました。

 

毎日書くというのは無理な話なので、調子の良いときや休日に書いてストックを作ることができればいいなと考えています。

365本というわけで、基本的には毎日投稿するつもりでいます。サボってしまった日があったら、1日2本投稿する日を後で設けるなどして調節したいと思います。

 

140字小説アカウントのフォロワーを5000人にする

上記の目標に関連して。投稿を続けていればフォロワーは増えるはずなので、連動させて達成していきたいですね。

フォロワーを増やすことが140字小説を書いている目的ではないのですが、たくさんの人に読んでもらいたいという思いがあるので、具体的な数値目標を立てておきます。

 

本を100冊読む

読書に関しては、去年と同じ目標です。漫画は含まずです。

去年は仕事を始めたばかりということもあって35冊しか読むことができなかったので、時間の使い方を見つけてしっかりと読んでいきたいですね。

ざっくり月10冊、3日に1冊を目指す感じですかね。とは言え、去年は1ヶ月くらい平気で何も読んでいない期間とかあったので、仕組みを考えなければ達成できなさそうです。

ひとまず、3が日のうちは仕事が休みなので、できるだけたくさんの本を読もうと計画しています。1日は2冊読みました。

心機一転、読書メーターも新たにアカウントを取得してみましたので、よければフォローしていただけると嬉しいです。

bookmeter.com

 

具体的に100冊読む方法として…。

まず月の始めに、その月に読む本を10冊選びます。そしてどの順番で読むかを決めて、スケジュール帳にそれぞれの読了予定日を書き込んでいきます。

1月で挫折しそうな気もしますが、とりあえずこれで頑張ってみます。

 

Q&Aサイトを作る

とりあえず「作る」ということを目標にさせてください。今年の後半に入ってくらいから、ずっと小説を書く人のためのQ&Aサイトを作りたいねということを思っておりました。そんなの誰が使うのかという話ではありますが、エンジニアのためのQ&Aサイトで

であるteratailとかを見ていると、こういうニッチな分野に特化したやつも割と需要あるのではないかなあと考えております。

特に2016年は新たな小説投稿サイトがたくさん出てきましたし、電子出版事業も年々売り上げを伸ばしています。にもかかわらず、小説執筆に関するナレッジがほとんどインターネットに溜まっていないようにも思いますので、すでに運営している蓼食う本の虫と並行してやっていければなあという感じです。

本格的なサイトを作ろうと思うと、僕に技術的な知見がなくて達成が遠くなりそうなので、question2answerというものを導入してごにょごにょやってみようかと考えているところです。これでうまく回り始めたら、またそのときに考えます。

 

おわり

欲望は無限に出てくるので、ひとまずこのあたりにしておきたいと思います。

皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

2016年にやりたかったこと

今年の1月はじめ、遅々として進まない卒論から逃避するために、こんなエントリを書いていました。 

atohs.hatenablog.com

 

年の瀬ということで、この目標たちがどうなったのかということを振り返ってみようかと思います。

 

ちゃんと働く

これを最初の目標に掲げていました。当時、ちゃんと働けるか不安だったんでしょうね。途中で心が折れそうになったことも何度かありましたが、とりあえず退職することも欠勤することもなく、ここまで来ることができました。

働くって想像していたよりもしんどいなと思いました。大学時代に遊び呆けていた罰かもしれませんが。

でもまあ、「ちゃんと働く」は達成できているのでオールOKです。

 

同人誌を作る

2冊の同人誌を作ることを計画していました。

 

『LAZURITE』Vol.3

代表を務めている文芸同人「無間書房」の機関文芸誌です。5月の文学フリマ東京での販売を予定していたのですが、結局は10月の文フリ福岡でのお目見えとなりました。

Vol.4も計画中ですが、こちらもまた秋になるかなあという予想。できれば春のうちに出したいです!でもその前にVol.3が売れないと困ります!!通販もやっているので皆さま買ってください!!!

mugenshobo.booth.pm

 

140字小説集

こちらも、10月の文学フリマ福岡で販売を開始しました! 通販も行っております。

今回は過去作品の中からベストを収録するだけになってしまいましたので、今度は何か一人で企画を作ってみたり、書き下ろしの作品を掲載することができればと考えております。

LAZURITEとあわせて、こちらもどうぞよろしくお願いいたします。

mugenshobo.booth.pm

 

太宰治アンソロジー

これは達成することができませんでした。

何度かやろうと思っていたのですが、卒論が終わってから少し太宰熱が冷めたこともあり、僕の中で優先順位を下げておりました。

僕一人では荷が重い感じもしておりますので、編集部のコアメンバーを何人か集めてやってみようかなとも考えております。未定です。興味のある方は、お声がけください。

 

140字小説を300作品書く。

先ほど何作品書いたのか数えてみたのですが、目標には遠く及ばず173作品でした。でもまあ、去年よりもずっと多かったのでいいかなと思います。

特に、仕事から帰って来る時間に考えていたことが多かったように思います。来年も精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

twitter.com

 

本を100冊読む

こちらも目標には遠く及ばず、35冊となってしまいました。少ない!

なかなか仕事との折り合いがつかず、他のこともやっていたら読書量が少なくなってしまいました。来年は、もっと計画的に読書をしていかなければと思っています。

今年は、読んでいないながらも文芸の全体的な流れを追うことができていたように思います。ただ、追っているだけでは全く意味がないので、来年はここにどう乗っかるのかということを大切にしながら、読書を進めていきます。

 

Webをやる

やるやると言いながら、全くやることができませんでした。

自動で140字小説を作るスクリプトを書きたいというようなことだったのですが、今はそっちの興味が薄れてしまっています。

今の興味としては、掲示板とかQ & AサイトみたいなCGMを作ってみたいなと考えています。ただ、このあたりは自分のリソースをどれだけ割くべきかみたいなこともありますので、まあまた新年の目標として何らかを設定してみようかなという感じです。

 

あとーすログの月間PVを30万PVにする

(ノーコメントで)

 

まとめ

振り返ってみると、今年1年でできたことって少なかったなーという印象です。まあ、毎年そう思っているのですが。

ただ、同人誌を2冊出すことができたのは非常に良かったです。来年もこの調子で頑張るぞ!という感じ。

ただ、自分の作品作りや読書をもっと頑張らなければならないというのは反省点です。社会人も2年目に突入しますので、時間の作り方をもっとうまくしなければというところです。

皆さま、来年もどうぞよろしくお願いいたします。