あとーすログ

文芸、演劇、カメラ、インターネットが好きです。

ことごとく「芸術家タイプ」と診断される僕がストレングスファインダーを受けてみた

就活中、あるいは就職してから、自分に向いている仕事ってなんだろうということを考え、適職診断みたいなものを受けています。

これまでにいくつか試してみたのですが、だいたい芸術家タイプだと診断されます。

クリエイティビティのかけらもない僕にとっては、「お前は社交性も社会に出るスキルもないから家にこもって黙々と一人で作業してろ!!」みたいな宣告に聞こえてしまいます。(もちろん、芸術家の方が社交性がないとは限りませんが…)

 

一通り診断を受け終わってしまったので、最近はこれも運命だと営業として頑張っていたのですが、最近「ストレングスファインダー」というものが話題になっていると知りました。

サイトから有料でコードを入手するか、以下の書籍を購入することで診断を受けることができます。

 

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

  • 作者: マーカスバッキンガム,ドナルド・O.クリフトン,田口俊樹
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2001/12/01
  • メディア: 単行本
  • 購入: 160人 クリック: 3,045回
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 これが無料だったら僕もすぐに診断を受けたのですが、コードを入手するのにも本を買うのにも1500円ほどかかってしまいます。

どうせこれまでみたいに「お前はどうしようもないやつ!!」みたいな診断結果しか出ないのではなかろうかと思って、診断してみるのをためらっていました。

 

ところが最近、その考えが変わりました。それは、以下の採用ページを見たから。

recruit.corkagency.com

 

ご存じの方も多いと思うのでうが、株式会社コルクは佐渡島庸平さんが代表を務めているクリエイター・エージェンシーです。『宇宙兄弟』の小山宙哉さんや、『シュガシュガルーン』の安野モヨコさんのマネージメントをしていて、新しい「編集」の形を模索している面白い会社だ。

僕は佐渡島さんの考えていること・やっていることが大好きで、その佐渡島さんがおすすめするのであればやってみよう…ということで、ストレングスファインダーを受けてみた。

 

僕の診断結果

ちなみに、僕は上で紹介した書籍を買って診断を受けました。こちらも、後でじっくり読んでみたいと思います。

書籍を買ってついてくるコードでは、34の資質パターンのうち上位5位までの資質を教えてくれます。

僕の場合、以下の通り。

 

1.適応性

2.最上志向

3.内省

4.収集心

5.着想

 

パッと見た感じは当たっている部分が大きいように思うのですが、占いみたいに誰でも当てはまることを言っている可能性もあるのかも…? と少し疑っている部分もあります。ただ、せっかく受けてみたのでとりあえずは意識して生活や仕事に生かしてみたいと思います。

 

1番強い資質が「適応性」なのは少し意外だったのですが、説明の冒頭にある「あなたにとって今この瞬間が最も重要です」を見て納得。悪く言えば、刹那主義的で無計画なところがあるのかもしれません。あと、物事は絶対に自分の思い通りにならないと思っているところも大きいのかも。

「突然の要請や予期せぬ回り道に憤慨する人も中にはいますが、あなたは違います。あなたは、それらを期待しているのです。それらは必然のことであり、実のところ、あなたはある程度それを待ち望んでいます」という部分を読んで気づいたのですが、確かに僕は仕事をしているときも、割り込みで仕事を頼まれることを心のどこかで楽しみにしている部分があるかもしれません。

「仕事上の必要から同時にいくつものことに注意を払わなければならない場合でも、常に生産性を保つことができます」というのは、要するにマルチタスクができるということでしょうか。どちらかといえば苦手かもしれないという自覚があるのですが、仕事でもプライベートでも、いくつかの物事を抱えて同時に回していることが多いかもしれません。

 

2番目に強いのが「最上志向」。

確かに、あまり苦手なものを積極的に克服しようとはしませんね。僕は絵を描くのがとんでもなく下手で、何度か練習をしようかと思ったことがあるのですが、大きく平均を下回ってしまっているのでとっくに諦めてしまいました。

自分の所属するコミュニティで1番になれるようなスキルがあれば、それを積極的に磨いていく傾向は確かにあります。誰かの背中を追いかけて…ということはあまりなくて、やっぱり自分がオンリーワン・ナンバーワンになりたいんでしょうね。

 

3番目に強いのが「内省」。

「あなたは考えるのが好きです」とのこと。実際に行動するよりも、僕は色々とこねくり回して考えることの方が好きです。また、他の人の感情を類推したりするのも大好きですね。この辺り、文章を書くのには非常に適しているような気がしますね。もっと精進せねば。

 

4番目に強いのが「収集心」。

僕は積ん読癖があり、読むよりも早く本を買ってしまいます。また、どうでもいいメモもEvernoteやスケジュール帳にどんどんと書き足していってしまいます。

読まない本があったり、ゴミになる情報が多かったりするのですが、いざというときに役立っているので、これからももっと収集しておこう。

 

5番目に強いのが「着想」。

平たくいえばアイディアマンということか! これから仕事でアイディアをどんどんと出していく必要があるので、これは嬉しいですね。

これは、3番目の強みとして出ていた「内省」とつながるところがあるのかもしれませんね。

 

結果を見て思うこと

上でも書きましたけど、まだ「本当かな…?」と思うところもいっぱいあります。ただし、資質を「長所」としてだけではなくて「短所」としても捉えると、うまくいくのではないかなと考えています。というか、「社交性」とかが上位に来なかったというのがこの診断の正しさを証明しているような気がします。

まずは自分の資質を把握することが重要だと思うので、染み込むまでは1日に1回は診断結果読み込んでみたいと思います。

そこから、上位の資質を伸ばせるような習慣づくりを行なっていきたいですね。特に「収集心」あたりは、もっと効率的かつ様々なものを収集できるようになっておきたい!

 

まずは「グッドポイント診断」を受けてみるのもいいかも?

ちなみに、ストレングスファインダーを受けるにあたって他のコルクの採用ページ意外にも様々なサイトやブログの記事を読んだのですが、リクナビNEXTのグットポイント診断を進めているところが非常に多かったです。

こちらも、ストレングスファインダーと同様に自分の強みを5つ教えてくれます。

リクナビNEXTに会員登録すれば無料で受けることができるので、まずはこちらをためしてみるのもいいかもしれません。

 

ちなみに、僕も過去に受けたことがあるのですが、結果は以下の通りでした。

 

・感受性

・柔軟性

・親密性

・悠然

・受容力

 

「柔軟性」というのは、ストレングスファインダーで1位の資質であった「適応性」と似通っているところがありますね。その他はそうでもないかも…? まあ、そもそもそれぞれの結果項目が違うので、比べるのに無理があるんですけどね。

こちらもせっかく出していたのにこれまで活用することができていなかったので、今後の参考にしてみたいなと思います!