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あとーすログ

言葉と文芸とインターネット

文芸系同人誌の企画を作るときにやっていること。

同人誌の企画をして発行したり、企画だけして発行を全然できていなかったりするのですが、そこで考えていることを備忘録的にまとめておく。
 
1人で作るにしても複数人で作るにしても、まずは企画がなければ何も始まらない。個人誌で「自分が書きたいものを書いて印刷して頒布するんだ!」という場合は別かもしれないが、大抵の同人誌にはコンセプトが必要だ。また、予算に応じてページ数を決めたり、寄稿してもらう人数を決めたり、ページの割り振りを決めたり…と、決めることは山ほどある。また、制作に3人以上関わる場合は、全員と同じ目標を共有するために企画書を作った方がよい。
 
企画書の作り方は様々だと思うが、僕はA4ペラ1で大ざっぱに作る。どうせ状況によって企画が変わったりページ数が変わったりするのだから、大ざっぱでよい(そういうのが許せないという人は、もちろん緻密に作っても良い)。
 
企画書には、およそ以下のようなことを書く。
①概要
その同人誌を企画した背景や、大ざっぱな内容を書く。3~4行くらいにまとめる。最初からかっちりと企画を固めようとしないことが肝要だ。
 
②仕様
本の仕様によって費用が大きく変わってくるので、先にある程度決めておくのが良い。大きさ、紙質、カラーページの量、部数などを決めておこう。もちろん、予算と相談しながら。
 
③売価
同人誌とはいえど値段をつけることが多いと思うので、仕様と合わせて決めておく。できれば赤字が出ないような設定にしたい。
 
④ページ構成
どんな原稿が必要なのかをまとめておく。小説誌などの場合は、一人当たりの原稿枚数などを書いておけば良いかと思う。
 
⑤締切・スケジュール
大抵は守られないが、一応決めておく。即売会などに出したい場合は、入稿日を死守する。
 
⑥お金について
原稿料あるいは寄稿料について最初に取り決めておく。また、著者献本の有無などについても決めておくと後々トラブルがなくてよい。
 
 
企画書はテキストならば何で作っても良いが、僕はざっくりEvenoteで書くことが多い。PCで書いたものをスマホでもさっと見返すことができるので便利だ。
 
まずは思いついたことをどんどんEvernoteにメモしておく。別にゴミみたいなメモを残しても構わない。そのようなメモは読み返されないので、どんどんとEvernoteの下の方に下りて行って、目に触れなくなる。また、いざ探したくなったら検索することでいくらでも見つけることができる。
 
本番の企画書は1枚のA4にまとめるから、WordやPagesで作ることが多いが、Webサービスを使うのであればGoogleDocsを使うのもいいだろう。基本的な操作性はWordと変わらないし、.docやPDFにエクスポートすることもできる。
 
あと、企画書を作るときはなるべく画像を入れた方がいい。たとえば表紙のイメージとか、僕はいま「星と鉄塔」という140字小説誌を企画しているのだけど、その企画書を作るときは、表紙担当の人が以前作成してくれた表紙のイラストを下の方に載せた。そうすることで、完成系のイメージをある程度持つことができる。これは、企画する方も寄稿する方もモチベーションになる。
 
 
最終的に印刷するときは、個人的にちょ古っ都製本工房がおすすめ。

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その他にも印刷所はたくさんある。以前、蓼食う本の虫というサイトで印刷所のおすすめをまとめているのでこちらもぜひ。

tadeku.net

 

無料配布のペーパーやチラシ、ポスター、名刺などはラクスルを使うといいと思う。冊子も注文できるんだけど、圧倒的にちょ古っ都の方が安い。

ラクスル

 

 

僕も構想だけ練って実現していない企画本がたくさんあるので、頑張って実現させようと思う。皆さんも頑張ってください。検討を祈ります。