小説投稿サイトにおける「読み専」がうまく想像できないの僕だけでしょうか
少し古いのですが、けんすうさんのこの記事を読みました。
以下、記事からの引用です。
というわけで、なぜゲーム実況がこんなに流行るのか?ですが、毎回説明している方法があります。それは、「野球だってそうじゃないですかー」です。
多くのゲームにおいて、「実際にプレイする」人よりも「そのプレイを見て楽しむ」ほうが人数が多いのです。当たり前ですね。
僕はぶっちゃけ、ゲーム実況って何が楽しいのかよく分からないタイプの人間なのですが、これを見ると確かになあと思いました。eスポーツみたいな言い方もよく聴くようになりましたが、本当にゲームがスポーツみたいになってるんですね。
生産者よりも消費者が圧倒的に多い
けんすうさんの他の記事も読んでいると、CGMにおいては生産者よりも消費者が圧倒的に多いということを強調しているなあと思います。
さきほど挙げたブログでは2ちゃん、クックパッド、食べログを挙げていますが、確かに僕はどれも使ったことはあるけれど投稿したことはありません。
動画サービスにおいても、Youtubeだってニコニコ動画だって、観てるだけの人が多いというのは納得することができます。
小説投稿サイトの「読み専」がうまく想像できない
主観的な意見で申し訳ないのですが、僕は小説投稿サイトの「読み専」をうまく想像することができません。
つまり、小説投稿サイトにおいては生産者がとっても多いんじゃないかということです。消費者の方が少ないとまでは言いませんが、他のCGMに比べると圧倒的にコンテンツ生産者が多いなあと感じるのです。
市場が狭い割に、求められるクオリティが高すぎる
小説は市場が狭いと思います。僕はよく絵や写真、漫画とよく比べるのですが、消費に時間がかかるので、いまいち小説の世界って活気づいてない気がするんですよね。
で、消費に時間がかかるので、それならばと消費者は本当に質の高いものを求める。小説投稿サイトって無料で読めるのが魅力なんですけど、そもそも質を求める人が多いのだから、お金を払ってでも本を買えばいい。古本だったら100円で買えますしね。
生産者同士で消費しあっている
だから、小説投稿サイトは、生産する側同士で消費しあっている感じがします。消費者が少ない。もちろん、王様ゲームとかは読み専の人がたくさんついていると思うのですが、それって本当に一部だけで。
書きたい欲をいかに満たすか
だから、小説投稿サイトにおいてはいかに書き手の「書きたい欲」を満たしていくかということが重要になってくるのかなあ、と。
投稿画面が使いやすいとか、コンテストが充実しているとか、そんなところですね。
まとめ
書いているうちに「エブリスタとかは読み専も多そうだな…」と思い始めました。ただ、どうしても小説家になろうとかは書き手が飽和しているイメージ。
僕はtaskeyという小説投稿サイトに携わっているのですが、どういう方向で進んでいくのかなあと楽しみです。
そろそろ、商業誌レベルの人がもっとweb小説界隈に出てきても良いと思うんだけどな…。ラノベ界隈ではぼちぼち出てきているので、それ以外で。